2018.05.25

【留学どうだった?】「何でもやってみる姿勢で挑んだ2度のタイ留学から、卒業後は外交官へ」|明治大学


毎回明大生の留学体験を紹介する『世界で学ぶ!』。今回は、タイへの短期留学と長期留学を経験した守矢さんに、語学力向上のための勉強方法や、留学中に取り組んだことなどについてお聞きしました。

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留学体験を紹介してくれた方守矢彩花さん(2018年政治経済学研究科修了)

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もともと発展途上国に関心があったことから、「世界の成長センター」とも呼ばれる東南アジアへの留学を決めました。政治経済学部の留学プログラムを利用して、大学1年次にタイへ短期留学した後に、2年次から同じくタイへ長期留学しました。その後、明治大学の大学院(政治経済学研究科)に進学し、卒業後は外務省に専門職員として、研修語はタイ語で入省します。

語学学習について

語学力向上のため勉強方法を教えてください。

大学1~2年次(長期留学前)

政治経済学部の「ACEプログラム(英語実践力特別強化プログラム)」や「トップスクールセミナー(国内留学体験)」を受講し、日常的に英語に触れるようにしていました。留学前に英語で授業を受けたことで、実際に留学した時に、大きな苦労はなくスムーズに授業に付いていくことができました。

そして、政治経済学部の「留学生サポーター制度」の活動にも積極的に参加し、学んだ英語を生かす機会を設けるようにしていました。異文化の外国人留学生とコミュニケーションが取れて、仲を深められたときの喜びはとても大きかったです。モチベーションが上がり、もっと勉強したいという思いが強まりました。

また、学内で年に数回実施されるTOEICやTOEFL iBTをペースメーカーとして毎回受験し、自分のレベルを確認しながら、少しずつスコアを上げるように計画を組んで勉強しました。学外で実施されるTOEFL iBTやIELTSにも学部からの助成があったので、毎回この制度を利用して受験していました。

06_2 サポーター活動では、留学生と共によく観光に行きました。写真は鎌倉観光中の1枚(本人前列一番右)

長期留学時

留学したタマサート大学の「BMIR」は、授業がすべて英語で行われるプログラムだったので、日常的に英語に触れていました。そのため、授業の予習・復習が英語の学習にもなり、あまり意識せずに英語力を向上させることができました。それに加えて、「NHKワールド」や「バンコク・ポスト」に日々目を通し、英語でニュースに触れるようにしていました。さらに、現地でタイ語の語学学校にも通い、タイ語の習得にも励みました。午前中はタマサート大学で授業を受け、午後は語学学校に通ってタイ語の勉強をするという生活でした。

外務省専門職員試験の受験に向けて

英検1級を取るために、単語帳を作成したり、過去問を解いたりしました。単語帳はカードを作り、通学時間などの空き時間を利用して勉強しました。また、外務省専門職員試験には英語の和訳や英訳、スピーキングの試験も含まれるので、その対策もしていました。

受験した語学試験とその点数を、時系列に教えてください。

  • 大学入学時:TOEIC 660
  • 大学2年次夏:TOEIC 760
  • 大学3年次夏:タイ語検定3級
  • 帰国後:TOEIC 850
  • 大学4年次:TOEIC 880、英検1級

短期留学について

06_3 帰国日の空港にて(本人2列目中央)
留学先 タイ
留学プログラム名 政治経済学部 タイ短期留学プログラム
留学期間 2013年8月(大学1年次)

留学を決めた時期はいつごろですか?

大学入学時から長期留学を目指していたので、その前に短期留学を経験しておきたいと思っていました。実際に応募したのは、大学1年次の5月ごろだったと思います。

使用した留学プログラムを選んだ理由を教えてください。

長期留学に繋がる短期留学にしたいと思っていました。当時、政治経済学部には、タイとアメリカ、韓国への夏期短期留学プログラムがあったので、発展途上国に関心があった私はタイへの留学を決めました。東南アジアは経済成長が著しく、さらなる成長が期待されており、多くの日系企業が進出しています。そこで、今後は東南アジアに精通する人材の必要性が高まるだろうと考えました。タイは、東南アジアの中で地理的・経済的に中心的存在であり、日系企業の進出拠点にもなっているため、東南アジアについて広く学ぶことができると考えました。

06_6 盆踊り大会にて(本人左から3番目)

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことを教えてください。

短期留学は1カ月で終わってしまうので、積極性と前向きさを心掛け、「何でもやってみること」と「誘われたらとりあえず行ってみること」を意識していました。例えば、タイ人の学生から食事に誘われたら、必ず行くようにしたり、当時1年生ながら、就職を目前に控えた先輩方と企業見学に行ったりもしました。

また、短期留学時はタイ語が全く話せなかったので、タイ人の現地学生とはつたない英語でコミュニケーションを取っていました。現地学生も英語のネイティブではないので、うまく伝わらずもどかしく思うこともありましたが、何とか相手のことを理解したいという一心で、身振りも交えながらコミュニケーションを取りました。結果的に、短期間ながら現地学生と非常に親交を深めることができ、国籍もバックグラウンドも違う人たちと、こんなにも仲良くなれたことに感動を覚えました。この経験から、コミュニケーションは語学力のあるなしの問題ではないことを学びました。もちろん、語学力があるほど、スムーズなコミュニケーションを取れるに違いないので、さらに語学の勉強をしなければならないと思いました。短期留学が終わるころには、すっかり現地学生と仲良くなり、日本に帰ることをを寂しく思うほどでした。

 次のページでは、長期留学中の経験についてお伺いしています