2018.08.21

【世界で学ぶ!】「テンプル大学への交換留学を経て、ワシントン大学ロースクールへ進学し、国際弁護士を目指す」│明治大学


明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は、2016年に法学部を卒業した石さんに、在学中に留学したテンプル大学での体験と、卒業後にワシントン大学のロースクールへ進学した体験をご紹介いただきます。
留学体験を紹介してくれた方石成宇さん(2016年法学部卒業)
profile もともと国際的に活躍する弁護士になりたいと考えていたため、国際言語である英語の勉強は必要不可欠だと思っていました。しかし、大学受験向けの英文法の勉強だけでは不十分で、大学1年次に受講したネイティブ講師による必修の英語の授業では、とてもつらい思いをしました。

テンプル大学への留学について

留学先 アメリカ
大学名 テンプル大学
留学期間 2014年9月~2015年5月

留学を決めた時期はいつごろですか?

留学を決めたのは、留学に行く1年以上前の2013年4月ごろだったと思います。

留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由を教えてください。

通常、アメリカのロースクールでは、学部生が授業を履修することはできませんが、テンプル大学には、Pre-Lawというロースクール入学前の専攻があり、学部生でも法律に関連した科目を履修することができたので、テンプル大学を選びました。また、テンプル大学のロースクールが、全米トップ50位内に入っていることも一つの要因でした。幸運にも、留学中の2学期目に学部生向けの授業が一つ開講されたため、ロースクールの授業を受講することもできました。

ryugaku44_2 ロースクールの模擬裁判に陪審員として参加しました

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことを教えてください。

PAD(Phi Alpha Delta)という、ロースクールへの進学を目指すサークルに入ったり、寮生活ではより多くの人と会話をするように心掛けました。おかげで、誰とでも抵抗なくコミュニケーションを取れるようになりました。また、すでにアメリカのロースクールへの進学を目指していたため、ロースクール進学のためのテスト(LSAT)について教えてもらえる予備校にも通っていました。

ryugaku44_1 LSATの予備校での教材

ワシントン大学(ロースクール)への進学について

留学先 アメリカ
大学名 ワシントン大学(ロースクール)
在学予定期間 2016年9月~2019年6月

法学部卒業後、ロースクールへ進学することを決めた理由と、進学先の大学を選んだ理由を教えてください。

一度社会に出てからまた学校に戻るのはなかなか難しいと思っていたことと、「今留学に行けるのなら今行こう」という思いが強かったことから進学を決めました。しかし、周りの友人が就職する中、学生を続けるという選択には苦しみました。
ワシントン大学を選んだ理由は、欧米法があり、参加型授業を提供するアメリカの学校であること、そして、日本およびアジアとのつながりが強い学校だからです。また、私が合格した学校の中で、最も高いランクだったため、ワシントン大学に決めました。

進学を決めた時期と、選考方法について教えてください。

アメリカのロースクールへの進学は、テンプル大学留学中に決めていました。最終的にワシントン大学への進学が決まったのは、2016年3月です。アメリカのロースクールの選考では、LSATの点数、学部のGPAが最も重要な要素となります。これに加え、志願理由書(Personal Statement)や任意のエッセイ、そして外国人にはTOEFLの点数が求められます。選考は応募順で進み、合否判定されます。なお、必要書類はすべてアメリカ・ロースクール入学判定協議会(LSAC)という団体に送り、そこから各大学に届けられます。

明治大学在学時の経験で、アメリカのロースクール進学に役立ったことがあれば教えてください。

ローレンス・レペタ先生や小室輝久先生などによる、欧米法の基礎的な授業を履修したことにより、欧米法への関心が増すとともに、テンプル大学への留学にとても役立ちました。また、テンプル大学への交換留学も、ロースクール進学につながったと思います。さらに、格安で受講できた明治大学のTOEFL講座やIELTS講座で学んだことで、留学時に提出する英語テストのスコアが上がりました。

ryugaku44_5 ワシントン大学公演時のレペタ先生

進学するために行った準備や勉強を教えてください。

テンプル大学への留学中には、ロースクール入学に必要なLSATの勉強を始めていました。また、テンプル大学から帰国した後の2015年9月から12月の間は、TOEFL対策の勉強と、実際のTOEFLテストの受験を繰り返しました。テストの基本的な構造を理解した後は、パソコンソフトを使用した模擬テストを何度も受けました。

進学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことを教えてください。

成績は、就職の際にとても重要となるため、良い成績が取れるよう、毎日の授業に集中しています。時間がある時には、学校で行われているさまざまな講演に参加したり、フェローなどに応募し、多くの人と知り合えるように心掛けています。さらに、『Washington International Law Journal』(学生が発行する法学雑誌)に、編集員として携わっています。

ryugaku44_4 Global Business Law Fellowとして活動しています
ryugaku44_6 これまでに出版された『Washington International Law Journal』

メッセージ

今後の夢や目標を教えてください。

2019年6月に卒業した後は、7月中旬にニューヨーク州の司法試験を受験するつもりです。その後は、アメリカンロイヤーとして中日英の言語を使い、国際社会で発生する法律問題を解決し、この世界が少しでも良くなるように貢献していきたいです。

留学や海外の大学への進学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?

語学の上達はもちろんのこと、何よりも圧倒的に視野が広がりました。より広い世界を見ることで、物事の本質も分かってくると思います。また、自分のコンフォートゾーンから出るということは、ストレスの連続で、さまざまな困難が発生しますが、それを解決することで行動力が養われると思います。そして、留学を通じてより多くの人々と接し、誰とでもコミュニケーションを取ることができる能力を身に付けました。

後輩へのメッセージをお願いします。

留学は、準備からいろいろと大変ですが、その一つひとつのステップが自己成長につながると思います。壁を乗り越えることを楽しみながら、ぜひ挑戦してください。

また、人生には無数の選択肢がありますが、無数の選択肢があるということを知るのが一番難しいと思います。皆さんには積極的にいろいろな人と交流をし、さまざまな選択肢があることをまずは知り、自分が本当に進みたい道に進んでほしいです。みんなと同じだから良いのではなく、周りに流されず、自分が信じる、やりたい道に進む勇気を持ってほしいと思います。

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