• 明治大学国際日本学部 横田雅弘ゼミが「第9回ヒューマンライブラリー」を開催！「その１ページが人生（セカイ）を変える。」

ヒューマンライブラリーとは

ヒューマンライブラリーは2000年にデンマークの野外ロックフェスで誕生した、「人を貸し出す図書館」です。「読者」である参加者が図書館で本を借りるようにさまざまなバックグラウンドを持った人を「本」として借り、一対一で対話をすることができるイベントです。普段話す機会があまりない方と話をすることで固定概念や偏見を減らし、新しい価値観や考え方を発見、共有することができます。

横田ゼミ9回目のヒューマンライブラリーを開催しました

11月26日（日）、中野キャンパスにて横田ゼミ9回目となるヒューマンライブラリーを開催しました。「その1ページが人生（セカイ）を変える。」というテーマのもと、LGBTの方や障碍者プロレスの選手の方、ロリータファッション愛好家の方など、32名が「本」として参加してくださいました。いろいろな方のお力添えのおかげもあって、当日は300人以上の方にご来場いただき、ゼミ生としても感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。たくさんの方々が笑顔で帰られるのを見て、ここまでみんなでやってきて本当に良かったと心から思いました。

受付開始時の様子。序盤から長蛇の列ができました

本（写真右：鶴園誠さん）と読者（写真左）が対話している様子

本（写真左：玉村公樹さん）と読者（写真右）が対話している様子

本の「あらすじ」を見る読者

今年度の特徴

今年度の特徴は何といっても当日企画の多さでした。本の貸し出しだけでなく、明大祭で大好評だった「暗闇カフェ」や義足体験コーナー、ゼミ生による手話教室など普段体験できないようなアクティビティを通して、新しい発見や自分が持っていた固定概念などに気付いてもらえるよう、例年よりも当日のコンテンツを充実させました。

また、もう一つの特徴は、いろいろなメディアで取り上げていただいたことです。特にNHKの「おはよう日本」には、今年のゼミが始動したときから当日まで本当に長い時間をかけて取材していただきました。12月6日（水）の放送後の反響はとても大きく、「本として参加したい」、「私が住んでいる地域ではやっているのか」と言ったヒューマンライブラリーに関する問い合わせを多くいただきました。これをきっかけに、ヒューマンライブラリーという活動をさまざまな方に知っていただきたいと強く感じています。

明大祭でも人気だった「暗闇カフェ」をヒューマンライブラリー当日も行いました

義足体験の様子

手話体験教室の様子

9期生集合写真

メッセージ

ヒューマンライブラリーの開催に深く携われるのは3年生のみなので、少し悔しく、寂しい部分もありますが、来年は10期生の後輩たちがより素晴らしく、パワーアップしたヒューマンライブラリーを作れるよう、私たち9期生も全力でサポートしていきたいと思っています。これからも横田ゼミとヒューマンライブラリーをよろしくお願いします。

明治大学 国際日本学部 横田雅弘ゼミナール3年生

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