2017.04.19

第8回全日本学生・プール競技選手権大会で大会記録更新の優勝 理工学研究科 電気工学専攻 博士前期課程1年 湯浅泰旺さん


170412_01 第8回全日本学生・プール競技選手権大会男子100mマネキントウ・ウィズフィンで優勝(本人中央)
2017年2月25日(土)~26日(日)に宮城県総合運動公園総合プール(宮城県宮城郡利府町)で第8回全日本学生・プール競技選手権大会が行われ、大学院理工学研究科博士前期1年(当時、理工学部4年)の湯浅泰旺さんが男子100mマネキントウ・ウィズフィンで大会記録を塗り替えての優勝、そして200mスーパーライフセーバーで第3位となりました。
本大会は学生ライフセーバーによる大会で、他競技のインカレにあたるもの。ライフセービングの大会種目は実際の救助を模した様式で、タイムを競う競技になります。100mマネキントウ・ウィズフィンは、プールの折り返し地点(50m地点)に置かれた、溺れた人に見立てた60kgのマネキンをレスキューチューブという救助器材とフィンを用いて助けに行き、引っ張って泳いで帰ってくるタイムを競う種目です。

大学院 理工学研究科 電気工学専攻 博士前期課程1年
理工学部 電気電子生命学科卒業
湯浅泰旺(ゆあさたいおう)さん

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泳ぎが得意でなくても『ライフセービング』はできる

『ライフセービング』といえば海で人を助けることが活動であると思われますが、私たちの活動は事故を未然に防ぐことにあります。 有事の際の泳力ももちろん大事ですが、事故が起きる前に危険を察知し防ぐ能力が重要になります。また、ライフセーバーは溺水事故だけではなく、けがの応急処置等も行います。 そのため、そちらの能力や知識にたけた、世間のイメージとは異なる泳ぎが得意ではないライフセーバーも数多くいます。 ライフセービングとは溺れた人を助けるだけではありません。泳ぎの苦手な人、走るのが苦手な人、体力に自信がない人、どんな人でも人を守りたいという気持ちさえあれば取り組めるのがライフセービングです。

競泳の経験を人のために生かせないか

私は高校まで競泳をやっていて、その泳力が人のために生かせないだろうかと考え、大学1年の時にライフセービング活動を始めました。 大学1年の頃から4年まで、毎週末は必ず海へ行き救助の訓練を、平日はプールで練習をしてきました。 毎年夏には茨城県鹿嶋市の海水浴場で監視活動をし、大学3年ではひとつの海水浴場の監視長も務めていました。訓練と練習のかいもあり、活動してきた4年間、私の監視してきた海水浴場では1件の事故も起こすことなく、守ることが出来ました。

大学では、「明治大学サーフライフセービングクラブ」に所属

「水辺の事故をゼロにする」というライフセービングの活動理念のもと、日々海で救助の訓練やプールで泳力向上のために練習を行っています。 夏の海水浴場開設期間には、茨城県鹿嶋市、千葉県銚子市・旭市の海水浴場で事故を未然に防ぐために監視活動をしています。

あきらめず、努力を続けた結果にインカレ”優勝”

170412_05レース風景

私は大学4年間、特にライフセービングの救助力向上のために練習に励んできました。 小規模のものも含め、年に数回ある大会に大学1年の頃から出場し、ライフセーバーとしてどの程度のレベルなのか常に把握するように努めました。 スポーツとしてのライフセービングはまだまだメジャーではありませんが、小学生や中学生から取り組んでいる人が多数います。 そのため、大学から競技を始めた私は始めた当初はなかなかよい結果が出せませんでした。それでも競技に取り組み、その過程で得た救助力、泳力は夏に監視活動をする海水浴場の安全につながると信じ、練習に励んでいました。 その結果、大学4年の最後にインカレで大会記録を更新しての優勝という結果を獲ることができました。

170412_04 今大会優勝時の、表彰式

ライフセービングの活動と研究の両立

理工学部電気電子生命学科在籍時は、アドバンスト機器制御研究室(三木一郎教授)で学業に励んでいました。 大学院は同じく理工学研究科電気工学専攻に進学、同じ研究室に所属し、研究内容は車や電化製品などのモータの構造についてです。 モータのトルクという力や効率をよくしたり、モータを回すことで起こる騒音などを軽減するために構造を変化させ、試行錯誤して研究を行っています。 ライフセービングの練習場所は海や他キャンパスのプールであったりと、自宅から遠いことが多かったので移動にかなり時間がとられてしまうことに悩まされました。 それでも学生の本分は学業であるということを常に念頭におき、自分の中で学業を第一に考えおろそかにしないという約束のもと練習に取り組んでいました。

170412_03 研究室での一枚

明大生にメッセージ

ライフセービングは泳げない人、体を動かすのが苦手な人でも気持ちさえあれば誰でも取り組める活動です。 また、ライフセービングを大学の途中から始める人も決して少なくはありません。少しでも興味がわいた方、ぜひライフセーバーになってみませんか。

問い合わせ先 明治大学サーフライフセービングクラブ 代表
猪飼蒼梧 080-1688-0516

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今後のスケジュール

日時 大会名
2017年5月20日(土)~21日(日) 第30回全日本ライフセービング・プール選手権大会

※詳細等は、特定非営利活動法人日本ライフセービング協会公式サイトをご確認ください

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