2017.11.30

株式会社フジテレビジョンで活躍!川上惇さん「地味な1つ1つの仕事の積み重ねが、いいオンエアに繋がる」


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PROFILE

2015年3月、政治経済学部を卒業。同年4月、株式会社フジテレビジョンに入社。現在、編成局第二制作室に所属。入社3年目。大学時代は広告研究部の活動とトロンボーン演奏に力を入れていた。

 

現在の仕事について教えてください。

テレビ番組の制作(AD)をしています。音楽班で、毎週土曜日放送の『ミュージックフェア』と、 夏・冬に放送する『FNS歌謡祭』を担当しています。ディレクターの演出案を実現するために、放送に関わるすべての人と相談・調整をすることがADの仕事です。テレビ制作には、現場のセクションだけでもプロデューサー、ディレクター、カメラ、ビデオエンジニア(VE)、照明、音声、音効、PA、美術、タイムキーパーなど多くの人が関わっています。皆さんと常に相談をしながら、いい番組収録ができるよう日々奮闘しています。

川上さんの一日の流れ

収録がない日

10:00 出社
10:30 メールチェック、収録備品の補充、今日の仕事内容の確認など
12:00 昼食
社内に2つ社食があるので、気分で選びます。近くのアクアシティお台場やダイバーシティ東京の飲食店に行くこともあります。
13:00 ディレクターが演出案を考えるための資料作り
楽曲を選ぶための資料作り、出演者の経歴や趣味のリサーチ、カット割り台本(カメラのカットを詳細に書く指示書のようなもの)のベース作りなど、ディレクターのアシスタントとして資料を作ります。
15:00 アレンジ打ち合わせ
音楽監督と、バンド編成、曲の演奏サイズ、歌唱キー、演奏のアレンジの方向性など曲に関する打ち合わせをします。
17:00 セット打ち合わせ
美術デザイナーと、セットイメージの打ち合わせをします。その回に収録する曲の雰囲気に合わせて、毎回違うセットが作られます。
20:00 夕食
先輩ディレクターや、プロデューサーに話を伺いながら食事をすることもしばしば。 こういう時間に先輩の技を聞くことで、将来ディレクターになったときの引き出しを増やしています。
21:00 退社

ミュージックフェアの収録日

10:00 カメラマンとの打ち合わせ
ディレクターのカット割りを見ながら、どのような映像を撮るか、カメラマンと打ち合わせをします。
10:30 歌収録開始
カメラリハーサル、本番収録、セット&照明転換を繰り返し、1日に多くの曲を収録していきます。
12:30 昼食
収録の日は、温かいケータリングがスタジオ前に用意されるので、食事がとても楽しみです。
13:00 引き継ぎ収録へ
ミュージックフェアの収録は超大ベテランから若手まで幅広いアーティストが顔をそろえる、ほかにはない音楽番組の現場です。
15:00 MCとの打ち合わせ
番組MCのお二人と今日の収録の台本を読み合わせ、トーク収録の打ち合わせをします。
16:00 トーク収録
その日出演するアーティスト全員が集まってトークするのも、ミュージックフェアならでは。毎回楽しいトークが展開されます。
17:30 引き継ぎ歌収録へ
22:00 収録終了
収録したテープを編集所に納品し、スタジオの片付けをして、長い一日が終わります。

現在の仕事を選んだきっかけを教えてください。

中高時代に吹奏楽部で、演奏の指揮やステージの台本作り、踊りの振り付けなどを担当し、とても楽しかったので 「こんな仕事ってないかな」と考えて、テレビ局の音楽番組制作を志望しました。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところはありますか?

きらびやかな仕事を想像していましたが、実は非常にコツコツと緻密に、泥臭く作っているということ。 地味な1つ1つの仕事の積み重ねが、良いオンエアに繋がるということを日々痛感しています。

obog12_1 毎年12月に生放送している「FNS歌謡祭」のセット。一年に一度の大舞台です

仕事をしていて一番うれしかったことは?

小さい頃から憧れだったアーティストに歌番組の収録で会えたこと。

また、一番つらかったことや苦労したことも教えてください。

特番シーズンは体力勝負の日々になるため、辛いこともあります。ただ、私は学生時代に吹奏楽部で、夏はコンクール、冬は定期演奏会の練習と、忙しい毎日を過ごしていたので、その延長のような感覚もあります。

仕事におけるマストアイテムはなんですか?

料理人のマストアイテムが「包丁」であり、小説家のマストアイテムが「万年筆」であるならば、テレビの制作マンのマストアイテムは「人」でしょうか。とにかく、人間関係が財産の仕事です。

obog12_3 ミュージックフェアのセット転換中の一コマ。時間がないので現場のスタッフ総出で準備をします。

明大生に向けてメッセージをお願いします。

テレビ局の入社試験は、何と言っても面接が多いです。そのため、面接のことをお伝えします。
ほかの学生と似たり寄ったりな話をしたら、競争に負けてしまいます。「学生◯◯大会で一位になりました」とか、スケールの半端な自慢話を自信たっぷりに語ってしまうのは危険です。フジテレビに限らず、テレビ局の面接には「帰国子女で、TOEIC満点」とか「甲子園の元エース」とか「元オリンピック候補生」とか、そんなハイスペックな学生がたくさん受けに来るのです。

ただ、そういう人が通るとも限らないので心配しないでください。そういった一見すごそうな人たちより自分を魅力的に見せるには、些細だけど、「自分らしい切り口」で話をしたほうが、面接官は興味を持ってくれると思います。例えば、『ザ・ノンフィクション』(株式会社フジテレビジョンのドキュメンタリー番組)に取り上げられる人は毎回一般の方ですが、深掘りするととても気になってしまうエピソードを持っていますよね?就活生のハイスペックな自慢話に食傷気味の面接官には、「自分らしいエピソード」を話した方が、刺さるのではないかなと思います(あくまでも個人的な感覚ですが)。

みなさん、就職活動中はいやなこともたくさんあると思いますが、頑張ってください。僕もいい番組を作れるように頑張ります。最後になりましたが、番宣をします!毎年恒例、年末の『FNS歌謡祭』今年も社運をかけて頑張ります!みなさん、ぜひぜひご覧ください!

 



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