2017.05.16

株式会社ロボット 常務執行役員 安藤親広さんにインタビュー【第1回】―映画プロデューサーの仕事―


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1986年に商学部を卒業し、現在映画プロデューサーとして活躍されている安藤さん。過去に手掛けた作品は、踊る大捜査線シリーズ、海猿シリーズ、ALWAYS 三丁目の夕日シリーズなど有名なものばかり。そんな映画界の第一線で活躍されている安藤さんに、同じ商学部に在籍する3年生の須川さんから、お仕事のこと、学生時代のこと、そしてプライベートな趣味などについて、インタビューしてもらいました。
interview04_8 安藤さんがこれまでに制作に関わった作品(一部)

現在のお仕事について

須川さん(以下:須川) 海猿など、これまで話題の映画をたくさん手がけておられますが、そもそも映画プロデューサーとは、どういう仕事なのか教えてください

安藤さん(以下:安藤) 一言でいえば、映画作りの一番の責任者です。企画を立て、資金を集め、監督を決めて、撮影に入ったら進行をチェックしながら、予算管理を行い、公開されてからは商業的な責任も負います。ただ、プロデューサーによって、得意な部分が違うので、やり方は人それぞれです。また、スタッフの健康や安全を確保することも、より良い作品にするための大事な仕事です。

須川 資金を集める、というのはスポンサーを募るということですか?

安藤 現在は、企画を提案して、テレビ局や配給会社、出版社などから出資を募る製作委員会方式が一般的です。俳優や監督、カメラマン、照明、衣装、大道具などなど、それこそたくさんの人が、何カ月もその映画の制作にかかりきりになるわけですから、億単位の資金が必要になります。その折衝もプロデューサーの腕の見せ所です。

須川 お仕事のやりがいは何でしょうか?

安藤 それはやっぱり映画がヒットすることですね。もちろん映画はビジネスでもあるので、映画がヒットして、出資してもらった以上の収益を得ることはとても重要です。でも、単に儲かったからうれしいということではなく、映画という作品を通して、世の中の多くの人とコミュニケーションできたという手応えを感じられることが、一番のやりがいです。

須川 多くの人が映画を観て感動したり、楽しい時間を過ごしたりしています。

安藤 そう。いま、この表現を見てもらいたいという想いで創った1本が、結果として多くの人に理解され、共感してもらえることが何よりのよろこびです。なぜ映画をつくるかといったら表現したいからなんです。ときには批判を浴びることもあるけれど、それでも何の反応もないよりはずっといい。だから、企画を実現することに全力を傾けるんです。

須川 一番印象に残っている作品は何ですか?

安藤 映画プロデューサーとして初めて手がけた「7月7日、晴れ」です。やはり、生まれて初めての映画なので思い入れがあるし、本広監督のデビュー作でもあり、なおさら思い出深いですね。

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株式会社ロボット 常務執行役員 安藤親広さんにインタビュー【第2回】は、こちら(2017年5月17日公開)



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