2018.05.17

【農学部】石丸喜朗研究室(食品機能化学研究室)「新設の研究室で、味覚と『刷子細胞』について研究する」│明治大学


明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は農学部の赤尾さんが、石丸喜朗研究室を紹介してくれます!

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研究室概要紹介

食品機能化学研究室では、私たちが味として感じる「甘味・うま味・苦味・酸味・塩味」である五味を感じる受容体・味物質や、「刷子細胞」という、小腸上皮にわずかしかなく、ほとんど機能が明らかになっていない細胞についての研究をしています。これらの細胞について明らかにするために、マウスや魚などの動物を用いる実験も扱っています。研究成果が出れば、現在話題になっている特定保健用食品や、機能性表示食品などの発展につながると考えています。

kenkyu63_12 新しく入ってきた後輩に、先輩が優しく教えているところ

石丸研究室ではこんなことを学んでいます!

私たちが持つ五感の一つとして、味覚があります。人間だけでなく、ほかの動物も味覚を感じているとされていて、それに関連した新しい味覚受容体を探しています。ほかには、どんな種類の味物質に味覚受容体が応答しているかを調べています。例えば、甘味といっても、スクロースやグルコースなど種類がいくつかあり、ほかの味も同様です。さらに、現在ほとんど機能が明らかになっていない「刷子細胞」という小腸にある細胞の機能解析を行っています。

kenkyu63_8 週に1度あるゼミの様子

アピールポイント

設立2年目ということもあり、研究室や実験器具がとてもきれいです。コアタイムもないので、自分のペースで実験を進めることができます。また、石丸先生はトライアスロンが趣味で、学生と走りに行ったり、泳ぎに行ったりしてくれるため、ほかでは味わえない貴重な経験ができます。「研究をするときはしっかり集中して、息抜きをするときはしっかり楽しむ!」というメリハリのある研究室です。

kenkyu63_11 こちらでも、先輩が後輩に教えてあげています

研究室の雰囲気

石丸先生と一から研究室を作り上げてきたので、時間が経つごとに先生や仲間との絆が深まり、コミュニケーションを取る機会も増えていきました。最初は慣れないことも多く、慌ただしい様子でしたが、今では落ち着いた雰囲気になってきました。研究は基本的に、分からないことは自分で明確にして調べますが、調べても分からないことがあれば先生が丁寧に教えてくれるので、着実に前に進むことができます。

先生の紹介

東京大学から来た、文武両道でトライアスロンをこよなく愛し、歳も若い石丸先生!普段は寡黙なイメージがありますが、研究室にいるときや、お酒が入ったときは、とても陽気に話します(笑)。

kenkyu63_5 実験操作を先生に見てもらっているところ

私はこんな理由で研究室を選びました!

配属直前まで、いくつかの研究室で悩んでいました。もともと食品関係の研究室に興味があり、「食品機能化学研究室」の後任だった石丸先生の研究内容を聞きに行ったところ、研究内容自体が味覚に関わるものでとても興味があったことと、石丸先生の明るく、学生の気持ちをくみ取ってくれる人柄に惹かれ、この研究室に決めました。

石丸研究室あれこれ

男女比・人数

男性11人:女性 6人=17人

研究室の秘密道具・グッズ

研究室には、コーヒーメーカーがあります。よく石丸先生が入れてくれるので、研究室にコーヒーのいい香りが漂い、集中力が高まると同時に、実験のやる気も起こります。

研究室の名物学生

2018年度より、外部から来た大学院生の先輩がいます。頭が良く、テニスもできて、イケメンで優しい人です。早速研究室に溶け込んでいて、とても頼りがいがあります。

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研究室の情報を紹介してくれた方赤尾優太朗さん(農学部4年)

kenkyu63_4 紹介者(写真右)と石丸先生

私の研究テーマ
マウスを用いて、マウスの小腸上皮細胞の一つである「刷子細胞」の機能について研究しています。刷子細胞の機能はほとんど明らかになっておらず、小腸上皮細胞のうちの約0.4%しか存在していません。私はその刷子細胞に特異的に発現している、近年発見された受容体Xについて、遺伝子改変マウスを用いて野生型のマウスと比較することで、受容体Xの機能を明らかにし、受容体Xが刷子細胞においてどのような働きを果たし、結果として生体内でどのような効果をもたらすのか解明することを目的として、実験を行っています。
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