2018.11.30

【商学部】清水克行ゼミナール「教科書には載らない日本中世史を研究し、歴史の実像を知る」|明治大学


明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は商学部の飯塚さんが、清水克行ゼミナールを紹介してくれます!
竹田城跡にて撮影した集合写真

ゼミ概要紹介

清水ゼミでは、日本中世史を研究しています。私たちは、室町・戦国時代を中心とした、日本中世の実像に焦点を当て、食事、恋愛から人身売買まで、教科書には載らない、もしくは載せられないような生の歴史をひも解いていきます。活動内容は、当時の日記や分国法といった古文書の輪読や、歴史の舞台となった土地へ行き、当時の実像を探るフィールドワークを行っています。清水ゼミでは、日本中世の世界をたっぷりと味わえます。

2016年の夏合宿にて、安土城跡で登山しました

清水ゼミではこんなことを学んでいます!

ゼミでは「文学部でもそこまでやらないだろう」というほど、マニアックな内容を学んでいます。分国法の条文配列が同じ内容でまとまっていないときは、先生を含めてみんなで悩みます。また、人身売買の条文分析では、あいまいな書き方で解釈の意見が割れる条文や、逃げた下人が巡り巡って隣の家に買われたという、面白いけれども不憫な話があったりします。中世の人々は、私たちを大いに悩ませ、笑わせ、そして多くのことを学ばせてくれます。

2年次の授業風景

アピールポイント

何と言っても、歴史の実像を知れることです。テレビや小説でよく描かれる歴史は美談が多いですが、それは歴史のほんの一部分でしかなく、ほかに人身売買のような汚い部分もたくさんあるのです。その汚い部分も含めて歴史をとらえることで、当時の人の価値観や生きることへの必死さが伝わってきたり、たまに滑稽な行動があったりと、教科書やテレビでは味わえない面白さが、言い表せないほどたくさん出てきます。

授業を楽しみにしている授業前の様子

ゼミの雰囲気

清水先生は物腰柔らかい性格で、ゼミ生の良く言えば「斬新な意見」をくみ取ってくれるので、発言しやすく議論に参加しやすい雰囲気です。この雰囲気のおかげで、ゼミ生が生き生きと発言し、それに対して先生が助言や意見を言ってくれるという、学生の新しい視点と、先生の豊富な知識が融合した、とても良い議論ができています。この良好な議論を生み出す、明るく発言しやすい雰囲気は、清水ゼミの一番の長所だと思います。

2018年の夏合宿にて、天橋立で4年生の集合写真を撮影

先生の紹介

清水克行先生

清水克行先生は、日本中世史を専門とし、商学部の講義では、ご自身で研究し、確信を持って言える「生の歴史」を教えてくれます。また、幅広い知識と広い交友関係を持っているため、俯瞰的な視点を持っています。

4年生の授業の様子(清水先生:写真奥・中央)

私はこんな理由でゼミを選びました!

私が清水ゼミを選んだ理由は、「歴史の実像を知ることができる」、「古文書が読めなくても大丈夫」、「歴史の知識は無いけれど、歴史が好きだった」という3点です。ゼミに入ったばかりのころは、漢文で書かれた古文書を見て絶望しましたが、今では配られた古文書の内容を見て笑うことができます。古文書を見て困惑していた同じ学年の仲間たちも、今では面白い古文書が配られるとニヤニヤしています。

2年次の教材

清水ゼミあれこれ

男女比・人数

【2年生】男性8人:女性7人=15人
【3年生】男性8人:女性6人=14人
【4年生】男性7人:女性7人=14人
合計43人

2018年の夏合宿で、天橋立の近くにある智恩寺へ行ったときの1枚

OB・OGの主な進路先

公務員から民間企業の金融業界、製造、流通業界まで、多方面で活躍しています。

研究室の秘密道具・グッズ

『織田信長家臣人名事典』(谷口克広著、吉川弘文館)

メッセージ

清水ゼミでは、ダブルコア(分野の異なる二つのゼミに入れる商学部のシステム)をしやすい環境が整っています。現に、同学年では、一人を除いてすべてのゼミ生が、ダブルコアをしながら日本中世の研究をしています。ちなみに、その一人は私です(笑)。

ゼミの情報を紹介してくれた方飯塚太一朗さん(商学部4年)

紹介者(写真右)と清水先生

私の研究テーマ
「日本中世の人身売買」
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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