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2017.07.06

【農学研究科生命科学専攻】吉田健一ゼミナール「遺伝子から細胞の仕組みを探る」

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ゼミ概要紹介

生命の基本単位である細胞に着目し、そのメカニズムを研究していくことで、動物の発生現象を分子レベルで解き明かしたいと考えています。実験材料として使用する「ヒト由来がん細胞株」は、細胞の基本的な機能の研究に多用されてきた歴史があります。こうした細胞株を用いて、DNA、RNA、そしてタンパク質がいかに細胞機能に関与するかを解析しています。

吉田ゼミではこんなことを学んでいます!

大きくmiRNA班、細胞恒常性維持の観点から研究するオートファジー班の2つの班に分かれて、研究を進めていきます。3年次には、各班で実験の基礎を固めながら、ゼミを通して知識を深めます。4年次には、3年次に得たことを基盤にして、自分の研究テーマを決め、自ら実験を考えて進めます。

image2-1 細胞実験の様子

アピールポイント

研究室のある6号館は新しく、部屋もとてもきれいです。実験室、先生の部屋、の部屋の3つに分かれているので、学生がリラックスできる空間が整っています。

ゼミの雰囲気

研究するときはしっかり研究し、遊ぶときはとことん遊ぶというメリハリが付いています!研究では分からないことを互いに教え合い、切磋琢磨しながら取り組んでいます。普段は皆和やかにコミュニケーションを取りますが、ゼミ中は真剣に議論する一面もあります。研究というと、一見地味なゼミのように聞こえますが、夏やクリスマスにはもあります。行事は学生主体で行うので、学年関係なく交流でき、横だけでなく縦のつながりも強いのが特徴です。

image1-2 新卒研生歓迎クリスマス会

先生の紹介

穏やかで自由な雰囲気を持った先生です。博識で、指導はしつつも決して強制はせず、学生の意見を尊重するようなアドバイスをしてくれるので、自主性が身に付きます。

私はこんな理由でゼミを選びました!

コアタイムがなく、自発的に自分のペースで実験を進められることや、テーマを個人で持つために自分の意見を取り入れられ、のびのびと研究を進められることに魅力を感じました。それに加えて、以前から、がんに関係する研究がしたいと思っていたため、入室を決めました。また、見学に行った際に、先輩の雰囲気や人柄に惹かれ、ここで2年間を過ごしたら、きっと充実して楽しいだろうと感じたからです。

吉田ゼミあれこれ

男女比・人数

男性8人:女性12人=20人

OB・OGの主な進路先

製薬業界、化粧品、食品関連、社など

ゼミの情報を紹介してくれた方学研究科生命科学専攻 博士前期課程1年 石田憲香さん

dsc02352紹介者(写真左)と吉田先生

私の研究テーマ
「転写因子CHOPによるオートファジー関連遺伝子の発現制御に関する研究」

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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