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2017.01.11

【政治経済学部】牛山久仁彦ゼミナール「社会問題に地方からアプローチする」

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ゼミ概要紹介

地方分権が日本における重要な政治課題として登場して以来、そのあり方や方向性についての議論が重ねられてきましたが、2000年4月のいわゆる「分権一括」はそうした改革を具体的にスタートさせる意味をもちます。戦後、日本国憲法のもとで構想された地方自治制度ですが、55年目にして大きな改革が行われ、地域における政治・行政は大きく変わろうとしています。地方自治論の講義では、こうした改革がもたらされた歴史的背景や制度の変化について概観するとともに、そうした変化の中で地域の政治がどのような役割を果たし、意味をもっているのかを議論します。

牛山ゼミではこんなことを学んでいます!

地方自治について研究しています。『概説 日本の地方自治』(新藤宗幸・阿部斉)を使って、地方自治の歴史や現状、財政 、都市計画、福祉といった個別の自治体行政の持つ課題について、基礎的な部分から学び、地方自治のあり方について考えています。夏休みには熊本県で合宿を行い、災害をテーマにした研究の発表を行いました。地方自治は市民と密接に関わるテーマなので、地方行政に関わる仕事に就きたい人だけでなく、自治体行政に興味のある人も大歓迎です!

アピールポイント

自治体はテーマが多岐にわたるので、さまざまな分野について研究できます。財政、福祉、環境など多様な観点から自治体を見ることによって、テーマについて幅広い視野から学べます。地方自治は日常生活ととても近いところにあるけれど、学んでみると奥が深いところが魅力的で、毎週のゼミでは新たな発見の連続です。また、先生がさまざまな自治体行政に携わっているので、自治体のインターンシップを紹介してくれます。公務員を志望している人にとって貴重な機会になると思います。

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卒業論は教科書の担当したテーマについてレジュメやパワーポイントを使って発表し、 質疑応答を行います

ゼミの雰囲気

個性的で明るいゼミ生ばかりで、和気あいあいとした雰囲気です。また、ゼミ生一人ひとりが問題意識を持って主体的に参加しているので、意見交換が活発に行われます。教室では個人の作業が多いですが、ゼミ生同士仲が良く、ゼミが終わった後に夜ご飯を食べに行ったりしています。集中するときは真剣に取り組み、遊ぶときは思いっきり楽しむ、そんなメリハリのあるゼミです!

先生の紹介

忙しい中ゼミ生一人ひとりをサポートしてくれるとても優しい先生ですが、鋭い質問をくれる時もあります。ゼミ生だけでは分からなかったことを、さまざまな自治体を例に挙げつつ分かりやすく説明してくれるので、知識の幅が広がります。

私はこんな理由でゼミを選びました!

元々は社会問題に関心があったのですが、「地方自治」というテーマを見た際、社会問題は地方自治の面からアプローチすれば、やがて日本全体が持つ課題の解決に繋がるのではないか、と感じ、地方自治に強い興味を持ちました。また、先輩方のオープンゼミに参加した際、明るく、楽しそうな雰囲気が印象的だったので、このゼミに決めました。

牛山ゼミあれこれ

男女比

3年生 男性9人:女性8人=17人

研究室のOB・OGの主な進路先

地方公務員(特別区、県庁など)
金融機関、鉄道会社など

ゼミの情報を紹介してくれた方政治経済学部3年 山口夏子さん

kenkyu13_3紹介者(右)と牛山先生

私の研究テーマ「地方の都市が担う地方活性化 における役割」
明確には決まっていませんが、札幌市や仙台市のような地方の都市が担う地方活性化 における役割について研究できればと思います。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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