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OB・OG奮闘記
2018.07.11

【卒業生の今を紹介】日本航空株式会社で技術職として活躍!有馬もえさん

協力してくれた有馬もえさん(2017年学部卒業)

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勤務先 日本航空株式会社(インフラ/運輸/航空・技術職)

2017年3月、総合数理学部を卒業。同年4月、日本航空株式会社に入社。現在、成田航空機整備センター電装客室整備室客室整備課に所属。入社2年目。時代は勉強はもちろん、水泳やアルバイトに打ち込みました。

現在の仕事について教えてください。

業務企画職技術系に入社すると、整備業務の現場を知るために、1~3年間整備士として勤務します。私は現在、成田航空機整備センターで客室整備を行っています。機内エンターテイメントシステム・座席・エアコンなど、主に客室にかかわる整備を行っています。また、格納庫だけではなく、空港の駐機エリアでも整備作業を行っています。航空機の整備は多くの専門知識が必要で、日々業務に励んでいます。

有馬さんの1日の流れ

シフト勤務のため、日勤の場合の1日の流れです。

7:00 出社
7:30 ブリーフィング(※)、ラジオ体操
1日の仕事の流れや作業情報を把握します
8:00 出発前や到着後の飛行機を周って整備
お昼ご飯は整備作業が落ち着いた時に食べます
17:10 ブリーフィング(※)
17:24 退社

※ブリーフィング:簡潔な状況説明、打ち合わせのこと。

現在の仕事を選んだきっかけを教えてください。

もともと飛行機や空港が好きだったので、将来は航空業界で働きたいという思いがありました。その中で、安全運航を最前線で支えている技術職に興味を持ちました。

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現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところはありますか?

整備の現場とサポート部門の距離感が近いことです。整備のサポート部門は、格納庫に隣接する建物で業務をしていることもありコミュニケーションを取りやすく、分からないことがあればすぐに相談できる環境です。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

先輩に付き添ってもらい、整備作業を最後まで完遂できた時です。自分で不具合に対して起こりうる原因を考え、処置できた時は達成感やうれしさがあります。

一番つらかったことや苦労したことを教えてください。

大学での専攻は航空機とは関係のない分野だったので、入社後に航空機や整備の知識を一から身に付けることが大変です。航空機整備に使用する工具類もほとんど触れたことがなかったので、実技の面でも苦労が多いです。

仕事におけるマストアイテムはなんですか?

チェンジドライバーです。グリップにドライバーを差し込んで使います。プラスとマイナスの両方のドライバーとして使うことができます。整備士は、常に携帯しています。

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明大生に向けてメッセージをお願いします。

就職活動中は自分が伝えたいことを面接で伝えられているのかなど、不安になることも多かったですが、友人や就職キャリア支援センターの方々に相談することで、解消していくことができました。一人で悩むのではなく周りの人にアドバイスをもらいながら、自分自身を信じ、あきらめずに頑張ってください!

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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