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2018.09.06

国際園芸学会において柘植一希さん(農学研究科 博士後期課程2年)がポスター賞を受賞しました

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学研究科農学専攻の柘植一希さん(博士後期課程2年・元木 悟研究室)のポスター発表が、8月12日~16日にかけてトルコ共和国イスタンブールで開催された『XXX. International Horticultural Congress (IHC2018)』において「The International Society for Horticultural Science (ISHS) Young Minds Award」に受賞されました。

発表題目は、『The yields, quality, and shelf life of sweet corn grown in warm regions of Japan』、発表内容は以下のとおりです。

<発表内容>
スイートコーンは野菜類の中でも収穫後の品質劣化が早い品目であり、子実に凹みや隙間が発生するしなびは、生産現場から販売現場まで問題となっており、柘植らはスイートコーン穂の品質劣化の程度が高温期ほど高いことを報告しました。本研究では、日本の温暖地において、スイートコーンを品質劣化の程度が高い夏季に栽培し、しなびが発生しやすい包葉なしと包葉付きの2つの貯蔵形態に、異なる袋内ガス濃度を示す2種類のMA包装を組合せて貯蔵し、日持ち性を検討しました。本研究は、スイートコーンの品質劣化の軽減対策につながる有用な研究成果であると考えています。

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