2019.07.23

【留学生紹介】「日本での生活は毎日が新しい挑戦。ささやかな出来事も大きな喜びになる」林 怡昕さん


日本への留学体験を紹介してくれた方林 怡昕さん(商学部4年)

  • 出身国:台湾
  • 留学期間:2019年4月~2020年2月

日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。

高校の時に日本語の授業を受講していたことや、日本のドラマや映画などに興味があったこともあり、高校卒業後も独学で日本語の勉強を続けていました。台湾の大学では都市計画を専攻していて、大学1年生の時に、先生や先輩たちと東京でさまざまな都市デザインや輸送機関のスポットを巡ったこともあります。

その時から日本の都市に興味を持つようになり、語学力に不安はありましたが、「日本語をもっと学びたい、東京で生活してみたい」と考えるようになりました。明治大学は交換留学生もゼミに参加でき、東京という立地も最高だと思い志望しました。

入学式の日に和泉キャンパスの看板前で

明治大学の好きなところについて

明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?

場所:和泉キャンパスのメディア自習室
理由:静かで落ち着ける場所です。学生証があればメディア自習室のパソコンとコピー機が使えるので、とても便利だと思います。

好きな授業を教えてください。

授業名:日本語(上級文章表現)A
担当教員名:黒崎典子先生
理由: 台湾の大学では、日本語作文の授業を受講する学生はたくさんいます。そのため、先生から文章を添削してもらう時間が少なく、練習する機会がありませんでした。しかし、日本語(上級文章表現)Aの授業は人数が少なく、練習も週1回のペースでやり続けることができます。特に黒崎先生は文章や論文の書き方を重視していて、商学部の授業にとても役立っています。

日本で過ごした感想

日本に来て驚いたところは?

歩行者にとても優しい国だと感じています。どこに行っても、道路は広く平らで歩きやすいです。また、自動車もきちんと歩行者優先のルールを守り、歩く時に全く不安がありません。台湾で横断歩道を渡る時は、必ず左右を確認して走って通らなければならないので、日本に来たばかりの時はとても驚きました。

自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?

楽しいところ

毎日新しい経験ができることです。外国で生活すれば、ささやかなことも大きな喜びとなり、新しいことに挑戦したくなります。ゼミの授業では日本人学生と知り合うことができ、日本語の授業ではいろいろな国の学生と交流できたり、台湾の大学生活とはとても違います。

中川秀一ゼミのイベントで奥美濃カレーを発売しました

大変なところ

東京の生活費は大変高く、節約しなければいけません。行きたいところがたくさんあっても、近い場所ばかり選んでしまうことが多いです。また、日本語と英語の授業に溶け込むことも大変です。明治大学では自分の専攻とは違う学部を選んだため、授業は私にとって毎日が新しい挑戦です。

林 怡昕さんについて&メッセージ

将来の夢は何ですか?

日本語や英語、中国語などを生かし、グローバルな視点で仕事をしたいです。将来就きたい職種や勤務地はまだ決まっていませんが、台湾の大学で勉強した土地や都市計画の知識と、日本で身に付けた語学力を活用できる仕事を目指します。自分に合ったペースで生きていきたいです。

故郷の国の紹介や、自慢をしてください。

台湾は暖かくて、おいしいものがいっぱいの島国です。歴史的に中華文化と日本文化の影響が多くありますが、台湾独自の文化と融合した特別なスタイルがあります。台湾と言えば、夜市とB級グルメが有名です。私のお勧めは「葱油餅(ツォンヨウピン)」と「愛玉子(オーギョーチー)」です。台湾に来ることがあったら、ぜひ試してみてください!

故郷の台湾高雄市の海

明大生へのメッセージをお願いします。

いつも周りのみんなに助けられています。分からない日本語がたくさんあっても、何回も優しく説明してくれる同級生や先生方に感謝しています。これからもよろしくお願いします。

寮のルームメイトと一緒に。日本人も外国人もいます
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