留学先 | アメリカ |
大学名 | ワシントン大学大学院 |
留学プログラム名 | 研究科間協定留学 |
留学期間 | 2018年9月~12月 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
私が専攻している建築都市の研究を、異なる周辺環境や歴史、設備の中で行うことで、視野を広く持ちたいと思い留学を決心しました。

留学するために行った準備や勉強を教えてください。
留学の目的を明確にすることと、資金面の検討を留学前から準備していました。留学の1年前から留学先と期間の検討を始め、9カ月前から奨学金関連の準備を始めました。英語は2年前から勉強を始め、1年半前にTOEFLを取得しました。
受験した語学試験があれば教えてください。
TOEIC
- 2016年12月:935点
TOEFL
- 2017年3月:89点
- 2017年4月:95点
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
留学によって大学院在籍期間を延ばしたくなかったため、研究科間協定留学を選びました。ワシントン大学大学院は特に教育水準が高く、チャレンジしたいと考え、決めました。

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
日本のお土産をたくさん持って行けばよかったと思いました。友人と集まる時や、学校でお互い1品持ち寄る機会があるので、現地で買えないものをそろえておけばよかったです。
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
建築都市を違う環境で学ぶことを目的としていました。留学先大学院のあるシアトルは、湾岸がこれからの数年でがらりと変化していく都市です。この環境の中で建築都市を考える機会はとても貴重だったと感じます。

留学先で学んだ学問について教えてください。
- 明治大学で学んでいる分野:建築・都市
- 留学先で学んだ分野:建築・都市
私の場合は、大学院生として専門の研究を深めることを目的としていました。より深く自分の専門を研究したいという方は、同じ専門分野で留学することをお勧めします。しかし、自分が興味を持っているのであれば、分野に関係なく留学は貴重な体験になると思います。
留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
実物のものづくり
デジタルファブリケーションの授業では、実物の建築物製作をしました。今まで設計したものは、図面や模型を作ることはあっても実物を作る機会はあまりありませんでした。大学内にある工房で金属や木を加工して、設計から製作まで取り組んだことで、具体的な素材を意識して設計をする経験ができました。

アメリカンフットボール観戦
以前からアルバイトで審判補助をしていたこともあり、アメリカンフットボールには興味があったので、試合をたくさん観に行きました。現地ではやはり絶大な人気で、競技のレベルから会場の雰囲気まで圧倒されるばかりでした。

メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
留学先で初めて自炊をしました。それまでは漠然と難しそうと思っていましたが、始めてみると楽しく、研究が忙しい学校生活の息抜きになっていました。
後輩へのメッセージをお願いします。
留学を考え始めた時に、最も不安に感じることが、語学と費用だと思います。でも、これらの不安を理由に留学を諦めてしまうのは一番もったいないことだと思います。まず語学ですが、ネイティブでなくても伝えようとすれば伝わります。語学上達という目標を、海外に飛び出したい気持ちの後押しにしてほしいです。
費用についてですが、私が悩んでいた時に先生がかけてくれた言葉を、今も大切にしています。「費用のことは受かった後に考えればいい、なぜなら受かった証明が物事を動かすから」と。その時、「まず受かったら?」と鞭を打たれた気がしました。大切なことは動き続けることで、実際に私は留学が決まった後、奨学金をいただけることが決まりました。
留学に興味があれば、ぜひ踏み出してください!

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