
留学先 | フランス |
大学名 | リヨン・カトリック大学 |
留学プログラム名 | 夏期海外研修 |
留学期間 | 2019年8月3日~2019年9月1日(30日間) |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
大学2年生の5月まで、留学のことは全く考えずに生活をしていました。大学から配信される留学情報にも目を通していませんでしたが、ある時たまたま読んだ「Oh-o! Meijiお知らせ」に、夏期海外研修の追加募集が書かれていました。概要に目を通し、大学生のうちに一度は勉強目的で海外に出たほうがよいと考え、またフランス語の語学力が高められればと思い参加を決めました。決心した翌日には、志望理由書の作成やオンライン申込みなど、必要な手続きをしていました。

留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
私は高校生の頃からフランス語を学んでいましたが、実際にフランスを訪れたことはなかったので、今回の留学先がフランスであることが大きな魅力でした。高校時代の留学の経験から、留学に不安を覚えていたため、短期であることや、寮滞在であることもメリットでした。そして、短期のプログラムのため留学費用が自身で支払える額であったことが最後の決め手となりました。

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
日本の授業で仏文法は学びますが、文法よりも日常会話で使われる短い定型フレーズをたくさん覚えておけば、買い物や食事のシーンでスマートに対応できたかなと思いました。また、リスニングも多くやっておくと現地でゼロからのスタートを切らずに済みます。生活に必要なものはほとんど現地で調達できるので問題ありませんでしたが、強いて言うなら日本の調味料があったら便利だと思いました。
留学生活について
留学先で学んだ学問について教えてください。
大学での授業は教科書をもとに進められ、午前が文法、午後が聞き取りの授業が基本でした。文法は表現を覚えるというより、時制の使い方を学びました。聞き取りの授業は少し難しく、苦戦する場面も多かったです。
しかし、フランス語のみで進められる授業を受講していくうちに、少しずつ耳が慣れ、聞き取れる単語が増えていきました。席が近いクラスメイトとのペアワークやグループ内での話し合いのほか、教室内を自由に移動しながらクラスメイトと意見を交換するといったアクティビティも多かったです。
寮の様子や授業時間以外はどのようなことをしていましたか?
寮はとても静かで勉強する環境が整っており、ゆったりと自分のしたいことと向き合う時間が持てました。もちろん同じ明治大学の学生と夕飯を作ったり、クラスの友人を招いて一緒に食事をしたりもしました。授業は夕方までに終わるので、放課後は買い出しに行ったり、クラスの友人とレストランに行ったりもしました。休日は研修校が主催するアクティビティに参加したり、他の都市に出かけたりしました。一人でスイスに行った日もあります。
留学先で印象に残っていることはありますか?
街中は、何度歩いても冒険のようで散策は日々の楽しみでした。日本では、イヤフォンで音楽を聴きながら歩くことが多かったのですが、現地では、街の様子や周囲に耳を傾けたいと思いイヤフォンを全く使いませんでした。
また、友人と夕飯に行った帰りに広場の中心で寝転がっておしゃべりしたこと、夕飯後に近くのバスケットボールコートで中国人の友人と待ち合わせ、フランス語と中国語と日本語でバスケットボールをしたことも良い思い出です。最終週に、研修校で学ぶいろいろなクラスの学生が集まって川辺でさよならパーティーをしたことも、つい昨日のことのようです。

メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
滞在中は、ブティックに入ったらそのお店のおすすめを店員さんに聞いてみるなど、意識的にフランス語を話すように心がけました。フランスにいる開放感もあり、積極的に人に話しかけることができました。フランス語で会話が成り立つ喜びを知り、将来フランス語を使った仕事に就きたいと思うようになりました。そのために継続して学び続けようという語学へのモチベーションが飛躍的に向上しました。

後輩へのメッセージをお願いします。
留学しようか迷っている人はとりあえず飛び立ってみましょう。学ぶことが多いと思いますし、現状を打破する良い機会になるなど、留学経験が自分を変える何かのきっかけになるかもしれません。私は過去の経験による不安から短期留学を選びましたが、いざ一カ月間が終わる頃になると短期留学であったことに後悔してしまいました。もし可能であれば、短期研修だけでなく、最低でも半年、できれば一年間の留学もおすすめします。
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