留学先 | フィリピン |
大学名 | アテネオ・デ・マニラ大学 |
留学プログラム名 | 東南アジア文化・専門集中講座 |
留学期間 | 2019年8月18日~9月7日(21日間) |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
将来、発展途上国の支援がしたいと思っています。そのために自分に必要なものは、英語力の向上と、その国々を実際に見て自分にできることを探すことだと考えていました。
また、早い時期から海外で経験を積みたいという思いもあったので、夏休みに参加できるプログラムを探しました。 はじめはボランティアやインターンシップなど、他のプログラムとも迷っていました。しかし、東南アジアのフィリピンという環境、かつ短期間で効率的に英語を学べるのはこのプログラムしかないと思い、5月初旬に参加することを決めました。
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
マニラはまさに発展途上で、ビル街のような栄えている地域とスラム街のような貧しい地域が混在しています。その環境の中、フィリピンでトップクラスの「アテネオ・デ・マニラ大学」で学べること、英語だけではなく東南アジアやフィリピンの文化を学ぶ授業もあったことがこのプログラムを選んだ理由です。
準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
大学の近くにはスーパーやショッピングモールが充実しているので、生活面で困ることは特にありませんでした。フィリピンは熱帯性気候で暑いため、室内は冷房の設定温度が低いことが多く、常に羽織れる上着を持ち歩いていました。
留学生活について
留学先で学んだ学問について教えてください。
3週間のうち、前半は一日中英語の授業、後半は午前が英語、午後はフィリピンの文化を学ぶ授業でした。英語の授業では、主にエッセイの書き方、スピーチやプレゼンテーションの方法を学びました。土曜日には大学の担当者の方に、マニラ市内の世界遺産や小学校ボランティア、民族衣装を着る体験のできるツアーなどに連れて行ってもらうこともありました。
寮(宿泊先)の様子や授業時間以外はどのようなことをしていましたか?
宿泊先の学校敷地内にある寮は、2019年に完成した新しい施設です。ホテルのように綺麗な部屋で、シャワーのお湯も出て不自由のない生活を送ることができました。
また、学校内には食堂や屋台がたくさんあるので、食事の時間も楽しみの一つでした。特に暑い日の授業後には、カフェやスタンドに友人と寄り、冷たい飲み物を買って過ごしました。
留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
ボランティア活動に参加
小学校でのボランティア活動に参加し、お母さんたちと一緒に給食を作り、生徒に配りました。体格の小さい一部の生徒だけに食事を配るという、発展途上国ならではの事情に衝撃を受けました。そして、この子どもたちとの交流の経験が、春休みにネパールの小中学校で日本語を教えるボランティアをするきっかけにもなりました。
メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
フィリピンの文化に刺激を受け、東南アジア地域全体に興味が湧き、「在学中にすべての東南アジアの国に行く」という大きな目標ができました。成長したと感じることは、何事にも積極的にチャレンジするようになったことです。自分から外国人に英語で話しかけるようになったことや、異国の地でも工夫しながら生活できるようになった経験が、今にいきていると感じています。
後輩へのメッセージをお願いします。
このプログラムは、3週間という短期間だからこそ抵抗がなく挑戦することができ、効率的に学べます。人生は、挑戦すればするほど自分に自信がつき、新たな次のステップに進めると思うので、小さなことでもたくさんチャレンジしてほしいです。ぜひ、みなさんもアテネオ・デ・マニラ大学で学んで、素晴らしい大学生活を送ってください。
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