留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
高校生の時に修学旅行でカナダに1週間滞在したことをきっかけに、さらに語学力を身に付けて、外国人とうまくコミュニケーションを取れるようになりたいと思うようになりました。国際教育センターが主催するユーコン・カレッジの短期海外研修プログラムを知り、語学力を向上させたいと思い留学を決意しました。
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
ユーコン・カレッジの研修プログラムはたくさんの課外授業があり、犬ぞりやクロスカントリースキー、野生動物保護区ツアーなど、現地の雄大な自然を体感できる内容が多かったことに魅力を感じ、留学を決めました。
準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
ユーコンは雪が多く降り、時には強風が吹くこともある寒い地域です。現地ではレンタル防寒着が用意されているので体は暖かかったのですが、耳が寒風によってとても冷えたので、耳あてを用意しておけばよかったと思いました。また、時折日本食が恋しくなることがあったのでインスタントの味噌汁などを持っていくのもおすすめです。
留学生活について
留学先での授業の様子を教えてください
学生が主体となり、マンツーマンもしくは複数のグループによる会話を通して学ぶスタイルの授業でした。その日に習ったフレーズを声に出して学習することで、使い方はもちろん自分の会話の引き出しも増えて一石二鳥でした。また、授業はユーコンの文化や自然環境、歴史を扱った内容だったので、英語に加えユーコンの特色についても同時に学ぶことができました。
寮(宿泊先)の様子や授業時間以外はどのようなことをしていましたか?
ホームステイをしていたのですが、ホストファミリーはとても優しく気さくな人たちでした。ホストファザーは料理が上手で、毎日の夕食がいつも楽しみでした。ホストマザーはユーコンの文化を教えてくれたり、自分の拙い英語を真剣に聞いてくれました。授業がない日は、明大生の友人とお祭りへ行ったり、雪山に行ってスノーボードを楽しんだりしました。
留学先で印象に残っているエピソードを教えてください
現地でオーロラを見たことが一番印象に残っています。ユーコンはオーロラの観測地として有名です。滞在中なかなか見ることができませんでしたが、プログラム終了の一週間前にようやく見ることができました。
いざオーロラを見てみると、幻想的な景色に魅了されました。空に緑のカーテンを描いてひらひらと舞っているようで神秘的でした。普段の生活では決して見られない貴重な経験でした。
メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
留学前は人見知りをする性格だったのですが、留学をきっかけにその苦手意識を克服することができました。はじめはホストファミリーと上手くコミュニケーションをとれるか不安もありました。しかし、温かく迎えてもらえたためすぐに打ち解けることができ、自分から積極的に会話する機会も日に日に増えていきました。帰国後も、アルバイト先で外国人のお客さまに英語で接客できるようになり、自分の成長を実感しています。
後輩へのメッセージをお願いします
少しでも留学に興味を持っているなら、あまり深く考え過ぎずに思い切って参加することをおすすめします。私自身、日本と違う文化での生活に馴染めるか、言いたいことを上手く相手に伝えられるのかと不安に思うこともたくさんありました。しかし、それらは終わってみれば些細なことでした。
渡航前には大学でオリエンテーションなどを通したサポートが受けられます。何より、留学中は毎日新鮮で楽しく、不安なんてどこかに飛んでいきました。
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