2019.05.13

【サークル紹介】明治大学カメラクラブ「自分らしい表現を追い求めると、写真は急に奥深くなる」


明治大学カメラクラブ

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明治大学カメラクラブを紹介してくれた方 木村航介さん(文学部4年)

写真のあれこれ

「3750億」、これが何の数字か分かりますか?急に聞かれても分からないかもしれませんが、実はこの数字、世界の人々が1年間に撮影している写真の枚数です。単純計算してみると1日で約10億枚、1秒間に約1万枚の写真が撮影されています。今、この文章をお読みいただいている間にも、世界ではすでに何十万枚と写真が記録されているのです。

続いて、次も数字のクイズです。「180」、これは何の数字でしょうか。正解は、カメラが発明されたのが今からちょうど「180年前」という数字です。今では誰でも利用できるほど普及し、使用されているカメラも、発明されてからまだ200年も経っていないのです。フランスで「ダゲレオタイプ」というカメラが発表された1839年がカメラ誕生の年とされ、そこからカメラや写真文化は発展していきました。

それ以降、人々はカメラを駆使してさまざまな写真を記録してきました。人物のポートレートや風景はもちろん、記録写真や報道写真として、戦争や世の中の出来事が記録され、世界に大きな影響を与える存在になっています。つい最近ではスマートフォンやSNSの登場で、インスタ映えという言葉の流行からも分かるように、若い人たちの間でも写真は不可欠のもの。では、次に明治大学カメラクラブの活動をご紹介していきたいと思います。

明治大学カメラクラブについて

カメラクラブは明大前の和泉キャンパスと御茶ノ水の駿河台キャンパス両方にボックス(部室)があり、普段部員はそのボックスで活動しています。サークル名に関しては、〝カメクラ〞というのが愛称です。

サークルでの大きなイベントは学内や学外で年に複数回開催する写真展や、夏・冬合宿があります。そのほかにも春の新歓期には、カメラクラブに興味を持ってくれた新入生と一緒に和泉キャンパスからアクセスしやすい井の頭公園で新歓撮影会を行い、部員が愛用しているカメラを貸し出し、触れてもらう体験を行っています。

サークルに新しく参加する新入生の多くは大学に入ってから写真に興味を持ったという人が多いので、まずはカメラ選びが大事です。さまざまな種類があって難しく感じてしまいがちなカメラですが、先輩部員が相談に乗ってくれるので安心です。ちなみに、カメラクラブではフィルム写真を好む人が多く、部員もフィルムカメラを中古のお店や、中古商品を扱うスマホのフリーマーケットアプリで安く買って愛用しているという人も多くいます。

筆者愛用のフィルム機、Rollei35s。別に一眼レフカメラも使用しています

夏合宿では、毎年小笠原諸島の式根島にフェリーで向かって合宿するのが恒例になっており、自転車を借りて散策したり、きれいな海などで自由に遊んだりと、その様子を各々自分のカメラとセンスで切り取ります。ただし、本土から遠く離れた離島なので、天候状況によって合宿ができない年もあります。残念ですが、その時は次の年に期待をかけるのみです。また、長期休暇以外の普段の期間は、部員それぞれが撮影会やお出かけを思い思いに企画するので、気の合う仲間と自由に活動しています。

式根島の海辺でのんびり過ごします

明大祭と「六大学写真展」

写真展について紹介します。カメラクラブでは年に数回写真展を行い、部員の活動の成果を発表します。明大祭で行う展示は、多くの学生にカメラクラブの活動を知ってもらえる一番の発表の場になります。部員それぞれの作品に加え、1年生の恒例企画である自分自身のポートレート写真の展示も行うので、出展する1年生はどのように自分を表現するかを自分なりに試行錯誤し、先輩は1年生がどのような作品を出すのか期待しています。

明大祭の教室展示の風景です

また、展示と並行して、毎年たい焼きの模擬店を出展します。売り上げは大きなプラスにはならないのですが、それ以上に部員同士のよい思い出になっていると感じます。

カメラクラブのたい焼きは白いたい焼きが特徴です

カメラクラブの大きな特色として、他大学との交流があります。毎年、「六大学写真展」という展示会に参加しており、そこでは六大学野球でもともに切磋琢磨している、明治・東京・慶應・早稲田・立教・法政の6つの大学の写真サークルが一同に集まって合同展示会を開催します。

開催の半年前から各大学の代表者が集まって、会場選びやテーマの選考など準備を進めていきます。私は2年生の時に「六大学写真展」の準備担当になったのですが、他大学の人と交流できたことは、振り返ってみると貴重な経験だったと感じています。

実際に写真展が開催されると、普段のカメラクラブだけの展示と比べて大規模で出展数も多くさまざまな作品を見て、意見を出し合うことができるので、お互いに刺激を受ける機会になります。それぞれの展示に対して観覧者からのアンケートを集めていて、外部の方からの新鮮な意見をもらうことは、作品づくりの励みにもなります。

この時の六大学写真展は恵比寿のギャラリーをお借りしました。「対」というテーマで作品をつくりました

写真の魅力を再確認!

以上が明治カメラクラブの活動の紹介です。まだ紹介しきれない展示や活動もあり、魅力はもっとあります。写真のよいところは、日常生活の中で誰でも気軽に撮ることができるところだと思います。しかし、ただ何気なく撮るだけではなく、どうすればもっと自分らしい表現ができるか、自分の写真はほかの人からはどんな風に見られているのか、そういった点に意識を向けると写真は急に奥が深くなり、面白みが増していきます。

カメラクラブでは部員同士や他大学の人との交流を通じて、一人で撮るだけでは経験できない写真の魅力を、気楽に体感することができるサークルだと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

写真の魅力にハマっていく、そんなサークルです
※こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」季刊広報誌『明治』第82号(2019年4月15日発行)「明大サークル物語」からの転載になります。ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、季刊広報誌『明治』第82号発行当時のものです。
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