2019.05.07

【体育会拳法部】佐藤力哉選手


明治大学体育会拳法部は、2018年度「全日本学生拳法選手権大会」で前人未到の7連覇を果たし、さらに年度内の4大会で優勝、グランドスラムを達成するなど、大学拳法界において独壇場の強さを誇っています。“常勝・明治”の8連覇への大きな期待を一身に背負う、主将・佐藤力哉選手にインタビューを行いました。

佐藤力哉選手

所属 体育会拳法部
学部・学年 文学部4年
出身高校 桜丘高校(愛知県)出身
段位 / 身長・体重 三段 / 174cm・77kg

日本拳法の魅力を教えてください。

普通、格闘技は階級制で同じような体格の選手同士の試合になりますが、日本拳法はほとんどの試合が無差別です。小さな人が自分のスタイルを活かして大きな相手に勝てるところが魅力です。防具を着けた総合格闘技なので、投げ技や関節技もあって、突き蹴りだけでなく豊富な技のバリエーションも面白いです。

写真提供:明大スポーツ新聞部

明治大学に進学した理由は?

小学生の時から兄と姉の影響で日本拳法をはじめて、高校では個人・団体とも全国3位まで取ることができました。大学で拳法といえば明治大学というイメージがありましたし、同じ道場出身で、同じ高校から明治大学に進学して、現在プロボクサーとして世界タイトル戦に勝利した方がいます。その方へのあこがれもありました。

普段は優しい雰囲気ですね。

周りからも優しいとよく言われますが、練習でも試合でも、相手よりも良い動きをしたい、一本を取られたくないという気持ちがあるので、オンとオフを切り替えています。

主将として取り組みたいことは?

部全体の雰囲気には主将の姿勢が大きく影響すると思っています。現在、拳法部はインカレ7連覇中ですが、ただ単純に強いというだけではなくて、高い人間性を持った人でありたいと思っています。挨拶や礼儀、整理整頓など、生活面でも当たり前のことを当たり前にできる人こそ、本当に強くなれると思っているので、その部分を心がけていきたいです。

将来の目標をお聞かせください。

今は、部活動と並行して就職活動に取りかかっています。15年間続けてきた日本拳法を引退するのはもったいないという思いもありますが、社会に出たら就職して、今まで育ててくれた母親に恩返しをしていきたいです。

応援してくれる明治大学関係者にメッセージを。

自分たちが集中して部活動に取り組めるのは、監督やコーチ陣、卒業生の先輩方、保護者の皆さんの支えのおかげなので、とても感謝しています。今まで以上の結果を出して、明治大学の拳法部はすごいということを広めていきたいです。

体育会拳法部

1954年創部、昨年度は大学史上初の「全日本学生拳法選手権大会」7連覇、年間団体戦完全制覇を達成した。大学拳法界をリー ドする“ 常勝・明治”、まさに黄金時代を迎え、さらなる飛躍に期待がかかっている。

※こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」季刊広報誌『明治』第82号(2019年4月15日発行)「明大サークル物語」からの転載になります。ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、季刊広報誌『明治』第82号発行当時のものです。
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