2019.11.11

【インターンシップ体験記】学校法人明治大学「大学という場で教育や研究のために何ができるかを真剣に話し合った」


明大生が、インターンシップ体験を紹介する「インターンシップ体験記」。今回は、法学部の太田さんが、学校法人明治大学のインターンシップに参加した体験を紹介してくれます!
インターンシップの体験を紹介してくれた方太田美由希さん(法学部3年)

インターンシップ先:学校法人明治大学

インターンシップに応募したきっかけを教えてください。

大学という場で教育・研究の環境を整え、社会に貢献していく人材の育成に携わることができる点で、大学職員という仕事に魅力を感じ、業界研究などを進めていました。その際、ゼミの先輩から「ALL MEIJIインターンシップ」を利用して明治大学職員のインターンシップに参加できることを聞き、現場だからこその新たな学びを得られるのではないかと考え応募しました。

特に明治大学は、高校生が選ぶ人気大学としての地位を確立している勢いのある大学だと、自身の学生生活の中で感じていました。そのため、業界研究を進めるという目的の他にも、「大学業界の抱える課題に大学職員としてどう対処していくのか?」という自らの疑問をぶつける場にしたい、という思いがありました。

インターンシップではどのような経験をしましたか?

初日は大学業界の現状や課題、明治大学の特色について学びました。2日目からは、大学が果たすべき役割の一つである研究分野について、実際に研究をされている先生や経済産業省の方、研究知財事務室の職員の方からお話を聞き「新たな研究拠点の設置の提案」というテーマでグループワークに取り組みました。そして最終日である5日目に発表を行いました。

他にも、現役の職員や今年度の内々定者との座談会の時間もあり、業務や就職活動に関することなどの疑問や不安を解消できる機会となりました。

その経験を通して得たものを教えてください。

大学職員の業務は予想以上に複雑で、多角的な視点を必要とするものだと学びました。グループワークでは、「各ステークホルダーのメリットは何か」と「参画してもらうにはどうするべきか」という課題に、最も時間をかけました。教育や研究のために何ができるかをグループで真剣に話し合い、提案が形になった時には大きなやりがいを感じ、より「大学職員として働きたい」という思いが強くなりました。

また、今回出会った仲間の存在も貴重な財産です。大学業界での仕事を志す友人が私の周囲には少なかったのですが、インターンシップを通して本気で大学職員を目指す友人と出会うことができ、今後就職活動を進めるにあたりモチベーションのアップにつながりました。

インターンシップ参加を検討している明大生へのアドバイス

インターンシップに参加しないという選択肢ももちろんありますが、私の場合はインターンシップに参加することで得られたものがたくさんありました。説明会やインターネット上の情報だけでは得られない「現場」というものを感じられるのは、インターンシップの醍醐味だと思います。

また、実際に数社のインターンシップに参加してみて、「『今興味があるか』と『自分の適性に合うか』は両立しない可能性がある」とセミナーなどで聞いた言葉を実感しました。就職活動本番を迎える前にインターンシップに参加することで、それらのミスマッチをなくしたり、適性と興味が合致した企業や団体を新たに発見することができるのではないかと思います。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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