就職内定先 | 株式会社日立製作所 |
内定先を選んだ理由を教えてください。
「モノ売り」から「モノ売りの結果を売る」ことへとビジネスモデルがシフトしたメーカーの営業では、顧客体験を重視し、モノに加え何かしらのサービス的要素を含めて提供することで、顧客と共に価値創りを行うことが求められています。なかでも株式会社日立製作所は、「プロダクト」、「OT」、「IT」分野において高い技術を持っており、これらと私が学生時代に培った「人を巻き込む力」、「課題解決能力」を掛け合わせることで、上記の営業を達成し、社会に大いに貢献するビジネスを行うことができると考えたためです。
どんな大学生活を送っていましたか?
「遊び」も「勉強」も全力で取り組むことをモットーにした大学生活を送りました。とにかく欲張りな性格なので、目の前に面白そうなことがあれば飛び込んでみることを心掛けていました。その中でも、特に熱中したものは3年次から始まったゼミナールです。私は経済政策系のゼミに所属していたのですが、世の中の経済を良くする答えのない問題に対して、仲間たちと一緒に夜遅くまで議論したのはとても良い思い出です。
就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?
本格的に就職活動を意識して行動に移したのは、3年次の11月ごろです。それまでは周りに流されるままに、夏のインターンシップなどに参加をしていました。11月ごろより本格的に就職活動に取り組み、まず初めに自己分析を行いました。次に、各業界のビジネスモデルについて、各種メディアを参考に研究を行いました。最後に、自己分析から明らかになった「働くことへの軸」を基に、それらを達成できる業界を絞り込んでいく作業を、OB訪問やインターンシップに参加することによって行いました。
就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。
YouTubeです。最近は就職活動系YouTuberも増えてきて、自己分析のやり方や志望動機の書き方を始め、各業界の動向の解説など、就職活動生に役立つコンテンツを気軽に見ることができます。もちろん情報をすべてうのみするのは良くないですが、実際に社会人として働いてきた人が動画を上げているケースもあるので、参考にしていただければと思います。お勧め:Utsuさんチャンネル、Fラン大学就職チャンネル
就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。
とにかく「人と話す」ことを心掛けたことです。就職活動中はインプットの機会は多くありますが、アウトプットの機会が少ないです。そのため、入ってくる情報量が多く、頭の整理がつかなくなりがちです。私はほぼ毎日、親や先生、友人と会話をすることで「情報のアウトプット」を行い、頭の整理を行っていました。また、人と話すことは新しい情報のインプットにもなりますし、何よりも就職活動は孤独な闘いではないと実感するため、気持ち的な面を維持するのにもお勧めです。
「やっておけば良かったこと」はありますか?
モノの整理です。頭の中の情報の整理は得意でも、現実のモノの整理が苦手だったので、就職活動が終わった後に、自分の部屋が資料で大変なことになりました。就職活動中は、履歴書などの書類を始め、用意すべきものがたくさんあります。私は直前になって、焦って準備をするタイプだったので、常日ごろからモノを整理することは大切だと感じました。
これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス
初めての就職活動、分からないことだらけで不安だと思います。そういうときこそ先輩を頼りにしましょう。何でもそうですが、一回経験した人に聞くのが一番早いし一番確実です。また、私の尊敬する社会人の方が以前掛けてくださった言葉に、「うまいやつをパクれ。」というものがあります。周りを明るくするのがうまいやつ、喋りがうまいやつ、情報収集がうまいやつ、皆さんの周りには、いろんなうまいやつがいると思います。さらに、世の中には就職活動を経験した明大卒の先輩方がたくさんいらっしゃいます。ぜひ、その方々を上手に活用しましょう。皆さんの就職活動が充実したものとなるよう願っています。
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