
「第5回POLUS-ポラス‐学生・建築デザインコンペティション」にて、理工学研究科 博士前期課程2年の浜本雄也さん、山元隆志さん、早坂覚啓さんが制作した「『道的エネルギーの現像』~揺らぎうる境界風景~」が最優秀賞に選ばれました。
このコンペティションは、大学院や大学、高等専門学校などに通う学生を対象に、建築の道を志す学生の自由で新鮮な発想(アイデア)を表現・公表する機会を設け、将来活躍が期待される学生を応援することを目的としたのものです。「道からはじまる、これからの家」をテーマに、木の家による魅力的なアイデアが募集されました。
応募総数486点の中から、第1次審査を通過した作品5点によって公開審査会が行われ、5組の発表者のプレゼンテーション(5分)および審査員との質疑応答(7分)によって、最優秀賞のほか、優秀賞1点、入選3点が決まりました。

受賞した山元隆志さんのコメント
課題文に込められた、かつての家と道との関係性を、目前に広がる住宅群の内側から育む思考実験でした。今を嘆き壊すのではなく、境界を見極めながら揺さぶりをかける。家とも道とも少し関係を持った媒介者と、絡まる風景を描きました。考え方から、今回は手段として振る舞った構法まで、審査評からの講評には、いくつか自分たち自身で言語化できていない枠組みと魅力の発露を感じました。結果以上に、今後の発見への期待をいただきうれしく思います。ありがとうございました。


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