2019.04.25

木村偉織さん(経営学部2年)が「2019FIA-F4 Japanese Championship」第2戦決勝で4位に入賞しました


レーシングドライバーの木村偉織さん(経営学部2年)は、4月14日(日)、「2019FIA-F4 Japanese Championship」第2戦決勝(岡山国際サーキット)に出場し、4位に入賞しました。
レーシングドライバーとして活躍する木村偉織さん(経営学部2年)

世界自動車連盟(FIA)が提唱し、若手ドライバーが切磋琢磨するモータースポーツの甲子園として、国内定着を果たした「2019FIA-F4 Japanese Championship」。5年目のシーズンを迎える2019年、木村さんはフル参戦することが決定しています。

4月14日(日)に行われた第2戦の決勝では、32台がエントリーする中、見事4位という結果になりました。

次大会は、ゴールデンウィーク真っ最中の5月3日(金)・4日(土)に、富士スピードウェイにて行われます。首都圏から近く、日本屈指の高速サーキットである富士スピードウェイには、毎年多くの観戦客が訪れます。木村さんがどのような活躍を魅せてくれるのか、関係者の期待が集まります。

第2戦 決勝レポート

ポールポジションの車両がスタート手順を違反したため、1周減算され14周の戦いとなった第2戦決勝。木村さんはスタートで順位を2つ上げます。1周目を終えた時点でトップ5入り。上位陣に大きな順位変動のないまま2周目を終え、3周目に入ったところで後続でクラッシュが発生。マシンを回収するためにセーフティカーが導入されることに。

このセーフティカーランは8周終了時まで続き、9周目にリスタート。木村さんはスタートに失敗し、前車から離され、後続の車両からのアタックに耐える形になります。しかし、レース終盤、4台での接戦となった4位争いで逃げ切りを果たし、FIA-F4参戦2戦目にして、見事4位でのフィニッシュとなりました。

決勝を終えた木村さんの感想

私たちのマシンはレースペースや戦闘力に欠けるところがあり、チャンスはスタートのみ。気温がとても低く、タイヤの温まりが悪い状態だったので、フォーメーションラップでタイヤを温めること、そしてスタートで1台でも多くの順位を上げることのみに集中しました。その結果、スタートをうまく決め順位を2つアップ、展開にも恵まれ4位でフィニッシュすることができました。

しかし、セーフティカー後のスタートに失敗し、後半は防戦一方の情けないレースとなってしまいました。終始プレッシャーをかけ続けられるよう、セーフティカーというチャンスをもっと生かしたいと思いました。

このたびは応援ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。

木村さんプロフィール

  • 6歳、鈴鹿サーキットのF1観戦をきっかけにカートを開始。
  • 12歳~16歳、全日本カート選手権に参戦。
  • 13歳・14歳、2年連続「ブリヂストンモータースポーツアワード」を受賞。
  • 15歳、TOYOTA・YAMAHAワークスチームのスカラシップに合格。
  • 16歳、カートの最高峰KF1にTOYOTA・YAMAHAワークスチームから参戦。
  • 17歳、活動の舞台を海外の四輪レースに移す。Asian Le Mans Sprint Cup(CNクラス)優勝、コンストラクターズタイトルを獲得。さらに、CNクラスのコースレコードタイムをたたき出す。
  • 2017年、アジアン・フォーミュラ・ルノーシリーズ開幕戦に出場。ポールポジション獲得。レース1・レース2共にファステストタイムを記録する。

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