髙山選手の日常の過ごし方
――体づくりや食事、トレーニングなどでプロ選手として心がけていることはありますか?
髙山 基本的なことになりますが、学生の時から継続して意識していることは食生活ですね。しっかり食事を摂るようにしています。プロになってからはさまざまな筋力トレーニングなどもするようになっているので、プラスアルファで栄養のことも考えながら摂取するようになりました。
――トップ選手として活躍し続ける秘訣や、メンタルを強く保つ秘訣があれば教えてください。
髙山 結果を出し続けていれば、周囲も応援してくれる世界ですので、結果を残せるよう日々の練習にしっかりと取り組むことだと思っています。
――野球以外のプライベートな時間ではどのように気分転換・リフレッシュされていますか?
髙山 普段はチームで行動するため、時間がきちんと決められ、時間に細かい生活を日々送っています。このため休日は時間を特に決めずに、何をするでもなく、ゆっくりと過ごしていることが多いです。

今後の目標と髙山選手からのメッセージ
――プロ野球選手として、今後の夢や目標をお聞かせください。
髙山 1年でも長く、主力の選手として活躍し続けたいと思っています。
――それでは、一人の社会人としての今後の夢や目標も教えていただけますか?
髙山 現在は一年中プロ野球選手として生活していますが、プロ野球選手の人生はそんなに長くはありません。引退してからの時間の方が長いので、なかなか今考えることは難しいですけど、普通の社会人として生きていけるようにしたいと考えています。

――最後に、プロ野球の世界で活躍されている髙山選手から、明治大学の学生に向けてメッセージをいただけますか?
髙山 戻りたくても戻れないですが、大学4年間本当に楽しかったと思っています。今でも大学生に戻りたいなっていうときはやっぱりあります。多くの卒業された方が言われると思いますが、大学生活でしかできないことを全力でやってほしいと思います。そのときを本当に楽しく過ごしてほしいですね。
髙山選手から、動画でのメッセージもいただきました
――本日はシーズン中のお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。髙山選手のさらなるご活躍を楽しみにしております。
※内容はインタビュー当時(2017年4月27日)のものです。
2012年4月、明治大学文学部文学科文芸メディア専攻に入学。体育会硬式野球部に入部し、大学1年生の時からレギュラーに定着。大学2年時には、東京六大学野球春季・秋季リーグ戦の優勝に貢献。最終学年となった4年生では明治大学卒業生でもある高田繁氏(1968年農卒)が持つ東京六大学野球通算最多安打記録127を抜き、131安打に塗り替えた。
またこの年、第28回 ユニバーシアード競技大会日本代表に選出。そして、プロ野球ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズとの競合の末に、阪神タイガースにドラフト1位で入団し、話題となった。2016年3月に明治大学を卒業。
プロ入り1年目の昨シーズン(2016年)は、開幕からスタメンを勝ち取ると134試合に出場し、136安打を放ち球団新人安打記録を更新。打率2割7分5厘、8本塁打、65打点の結果を残して、セ・リーグの最優秀新人賞(新人王)を獲得した。また、新人選手として唯一オールスター・ゲームにファン投票で出場を果たした。
今シーズンでプロ入り2年目となる。181cm・86kg、右投げ・左打ち、外野手。
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