2020.09.14

【卒業生の今を紹介】アサヒ飲料株式会社で活躍!木下弦さん


協力してくれた卒業生木下弦さん(2015年政治経済学部卒業)

勤務先 アサヒ飲料株式会社(メーカー/飲料・マーケティング職)
2015年3月、政治経済学部を卒業。同年4月、アサヒ飲料株式会社に入社。現在、マーケティング本部に所属。入社6年目。学生時代は教員免許取得とサークル活動に力を入れていた。

現在の仕事について教えてください。

「カルピス」ブランドのマーケティング担当として、「濃いめの『カルピス』」や「カラダカルピス」の販売戦略立案やキャンペーンの企画・進行を行っています。100年以上の歴史を持ち老若男女に楽しんでいただいている「カルピス」ですが、その中でもこの2品は“大人”の方々から支持されている商品です。ターゲットがどんな人であるかを想像しながら、その人たちが喜んでくれるような企画を考えています。

フリーデスクなのでたまに席を移動して気分転換しながら仕事をしています

木下さんの1日の流れ

9:00 出社
メールチェック、当日のスケジュール確認
10:00 定例会議
上長の承認やアドバイスをもらう会議もあれば、他部署と意見交換をする会議もある
12:00 昼食
社員食堂や会社近辺のお店で同僚と一緒に雑談をしながら
13:00 キャンペーン企画打ち合わせ
代理店と情報交換をして、よりよい企画に仕上げていく
15:00 資料作成・個別ミーティング
販売実績確認、戦略立案のための情報収集など
17:30 退社
同僚とご飯に行ったり、早めに帰ってゆっくりしたり
リモートでも会議やミーティングができる環境が整っています

現在の仕事を選んだきっかけを教えてください。

面接を受ける中で、社員の活気と挑戦し続ける企業風土を感じ入社を決めました。また「カルピス」や「三ツ矢サイダー」など自分が子どものころから飲んでいた馴染みのあるブランドを持っていることも魅力的でした。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところはありますか?

メーカーではありますが、想像していたよりも多くの仕事があると感じました。商品が店頭に並ぶまでの過程だけでも「商品企画→生産→物流→営業」の流れがあり、それぞれに部署が設けられているので、入社してからでも自分がやりたい仕事が見つけられるチャンスがあると思います。

乳酸菌や発酵の秘密を学ぶ小学生向け出前授業。子どもたちと未来について語り合い、夢とアイデアをつなぎます

仕事をしていて一番うれしかったことは?

家族や友人が「『カルピス』買ったよ!」と連絡をくれた時はやっぱりうれしいです。また、自分が担当している商品を、スーパーやコンビニでお客様が買い物かごに入れてくれた時など、身近な商材なので日々うれしいことがあります!

一番つらかったことや苦労したことを教えてください。

入社3年目の時、営業担当として重要な得意先を任された時は苦労しました。同じように仕事をしているのに前任の先輩のような実績が作れず、かなり悩みました。ただある時、自分のやっていることは前任の先輩を踏襲しているだけだったことに気づかされ、自分らしさを生かして仕事をするようにして前に進むことができました!

仕事におけるマストアイテムはなんですか?

情報収集用のアプリやサイトです。常にチェックしているのは「日経電子版」「日経クロストレンド」「dマガジン」「Yahoo!ニュース」の4つ。世の中でどのようなことが起こっているのか?流行っているものは何か?などをあらゆる角度から俯瞰して捉えることがマーケティング活動には重要だと思っています。

マストアイテムの、実際に活用している情報収集用のアプリやサイトです

明大生に向けてメッセージをお願いします。

みなさん多種多様な大学生活を送っているかと思いますが、その中での経験をぜひ大切にしてほしいです。経験は“自分らしさ”を作り、自分らしさは仕事をしていく上での“強み”になります。明治大学で個を磨きながら、やりたいことを見つけていってください!

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