
大学では主にドイツ文学を勉強しています。また、軽音楽サークルに所属していて、ベースを担当しています。
司書を志した理由は?
入学したてのころは、ただ「何かの資格を取っておけば就職活動の際に有利かもしれない」という考えから、幼いころに頻繁に図書館に通っていたという理由だけで、司書課程の受講を決めました。しかし、授業を受けていくうちに、図書館が好きだという思いが自分の中で次第に大きくなるのを感じました。
今では、成人はもちろんですが、特に児童や青少年が、豊富な読書体験を得るための手助けがしたいという思いを持って勉強に取り組んでいます。
おすすめの勉強方法
勉強中に明確な資料名が出てきたときは、実際に図書館に行き、どのような資料なのか自分の目で確認するようにしています。それが内容の理解を早めるための一つの大切な手段です。また、すべての授業内容の関連性を分かりやすくするために、用語や事項などを横断的にまとめたノートやメモを活用すると、試験前にも参照しやすく便利です。

苦手な分野はどう克服していますか
私は司書課程科目の中でも、図書館の情報技術を扱う分野が特に苦手です。基礎的な内容とはいえ、プログラミングの技術や知識の習得や、なじみのない情報分野の用語を暗記することは、真正面から取り組もうとするととても難しいです。そのため、少しでも意味の分からない用語があれば、一つひとつ徹底的に調べることから始めました。
また、それらの情報技術が、図書館業務の中で具体的にどう必要になるのかを考えながら学習することで、ほかの授業との関連性が見つかり、理解の手助けになったように思います。
集中力が切れた時の対処法や、モチベーション維持の方法は?
集中力が切れた時は無理に勉強を続けず、時間を決めて仮眠を取ったり、好きなものを食べたりしてリラックスすることを心掛けています。特に図書館で勉強するときは、一度机から離れて書架を眺めながら歩くと気分転換になり、図書館で働きたいというモチベーションの向上にもつながります。
おすすめの教材・グッズ
【教材】現代図書館情報学シリーズ
【グッズ】頭のマッサージ器
これから司書課程を受ける明大生へのメッセージ
私はまだ資格取得に向けて勉強中ですが、生きる上で自分にとって大切なことを追い求めた結果が、司書を目指すことでした。特に幼いころに図書から得た疑似体験や情報、楽しさというのは、人生を豊かにするためにとても大切な要素だと考えています。
「これだけは大切にしたい」というものを見つけることが、何よりのモチベーションや目標になるのではないでしょうか。たとえ司書にはならなくても、図書館についての視野が広がることは、とても有意義なことだと思います。司書を目指して一緒に頑張りましょう。

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