ゼミ概要紹介
比較文学・文化の研究を行っています。特に、ヨーロッパの文化と歴史を深く理解し、日本の文化と比較考察することで、複眼的・批判的精神を涵養します。昨年は『変身』をはじめとするフランツ・カフカの短編を読み、原文と映画・アニメ版を比較考察しました。現在は、グリム兄弟の著書である『グリム童話集』の『白雪姫』や『いばら姫』を例にとり、比較考察を行っています。

関口ゼミではこんなことを学んでいます!
主に、ヨーロッパの文学作品を翻訳で読み、比較考察を行います。難しく感じるかもしれませんが、4~5ページ程度の短編を扱うことが多いので、本を読み慣れていないゼミ生も積極的に活動しています。作品や参考文献を読むだけではなく、映画やアニメ、漫画なども多く取り入れ、過去と現在の作品との比較も行います。
また、美術館や音楽鑑賞、カフェ巡りなどのフィールドワークも行うので、比較的アクティブなゼミです。

アピールポイント
情報コミュニケーション学部では珍しく思われるかもしれませんが、人文科学を主に研究をするゼミのため、文化に触れる機会が格段に増えます。今までは読まなかった文学作品、観なかった映画、演劇、絵画に触れることで、知識を広げるとともに豊かな感受性を養うことができます。そして、それらについて「考える」力が身に付きます。さらに、読んだものや観たものに対して、どう感じてどう考えたのかを伝える力が身に付きます。
ゼミの雰囲気
アットホームで、オンとオフがはっきりしているゼミです。作品を比較研究する際は、一人ひとりが選んだ題材についてしっかり調べ上げ、発表を行います。フィールドワークの際は、勉強をしながらも全員で楽しみながら活動しています。
先生の紹介
関口裕昭先生
ヨーロッパの文学、文化が大好きな先生です。ウィーンを中心に研究活動を行い、オーストリアの民族衣装「トラハト」をゼミに着てくることもあります。ドイツ語圏の文学・文化以外にもさまざまなことについて詳しく、どんな質問にも答えてくれる優しい先生です。おやじギャグの打率は3割です。

私はこんな理由でゼミを選びました!
私はもともと演劇をしていて、「明治大学シェイクスピアプロジェクト(MSP)」への参加を通じて、文学に対して興味を持ちました。また、文学を研究することで、そこから政治学や経済学などほかの学問にも結び付けられるのではと考え、このゼミを選びました。
関口ゼミあれこれ
男女比・人数
男性9人:女性3人=12人
OB・OGの主な進路先
金融、メーカー、IT、物流などさまざまな分野で活躍しています。
紹介者(写真右)と関口先生
「ヴェニスの商人における経済学」
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