2019.12.20

【農学研究科】佐々木泰子研究室「ヨーグルトに用いられる乳酸菌の『共生』と『ストレス』のメカニズムを研究する」


明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は農学研究科の針ヶ谷さんが、佐々木泰子研究室を紹介してくれます!

研究室概要紹介

乳酸菌はヨーグルトなどの発酵乳をはじめとして、チーズなどの乳製品や漬物、醸造酒に至るまで、多くの発酵食品の製造に関わる微生物です。近年、乳酸菌は免疫力の向上など、健康に良い影響を与える微生物として注目されています。

私たち発酵食品学研究室は、ヨーグルト製造に用いられる乳酸菌を主な対象とし、乳酸菌自身にどのような能力があるのかという基礎的な観点から研究を行っています。

普段の実験風景

佐々木研究室ではこんなことを学んでいます!

乳酸菌の「共生」と「ストレス」が当研究室の二大テーマです。ヨーグルトは、ブルガリカス菌とサーモフィラス菌という二種類の乳酸菌によってつくられている発酵食品です。二種の菌は共生関係にあり、お互いがお互いの生育に必要な物質を供給し合うことで発酵がより早く進みます。

この共生関係にかかわる因子の解明をはじめとして、酸や温度、酸素といった菌にとってのストレスに対抗するメカニズムについても研究しています。

実験をするうえで欠かせないクリーンベンチ

アピールポイント

ヨーグルトに関係する研究室らしく、入ってから数回、自分たちでヨーグルトをつくる機会があります!また、乳酸菌という誰でも聞いたことのある微生物を扱っているため、人に研究の説明をしやすいです。

研究面では、実際の製造現場で出た課題に関して実験を行うこともあります。食品そのものは扱いませんが、自分の研究の結果がより良い食品の製造につながる喜びを感じることができます。

研究室の雰囲気

穏やかな人が多く、どんな場面でも和やかなのが一番の特徴です。その一方で、週に一度のゼミでは、研究報告と英語論文の紹介を通してしっかりと学生同士で意見を交わし合い、メリハリのある研究生活を送っています。

3年生が3月に配属されてから、研究テーマが決定するのが5月頃と比較的早く、加えて人数も多いので、早い時期から研究室がにぎやかになります。先輩後輩関係なく仲良くなるのが早い研究室です。

清里で行った今年のゼミ合宿での集合写真

先生の紹介

佐々木泰子先生

佐々木先生はとにかく学生との距離が近いです!お話しすることが大好きな先生なので、いつも親身になって研究の相談に乗ってくださいます。また、運動が好きでとてもパワフルなので、私たち学生も日々パワーをもらっています。

私はこんな理由で研究室を選びました!

1、2年生で行った学生実験がきっかけで微生物に興味を持ち、微生物を扱う研究室に行きたいと思っていました。その中で、ヨーグルトという身近で自分もよく食べる食品に関係する発酵食品学研究室に、強く興味を引かれました。研究室訪問に行ったところ、初めて行ったにもかかわらず居心地がとても良かったため、研究室の雰囲気が自分に合っていると感じて決めました。

佐々木研究室あれこれ

男女比・人数

男性9人:女性14人=23人

OB・OGの主な進路先

食品メーカー、素材メーカー、公務員など多岐にわたります。

名物OB・OG

OGで3期生の山内さんです。実験に対してとてもストイックなうえ、留学経験もあり、修了してもなお数々のエピソードが後輩に語り継がれています。みんなが尊敬する自慢の先輩です。

研究室の情報を紹介してくれた方針ヶ谷有紀さん(農学研究科博士前期課程1年)

紹介者(写真左)と佐々木先生

私の研究テーマ
「Lb. bulgaricus 2株の酸ストレス応答と菌体膜脂肪酸組成に関する解析」
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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