研究室概要紹介
経営労務の諸問題の中でも、特に人的資源管理の諸テーマについて、日本的経営の特徴と背景を考察しながら理論知識の修得とともに、実例を通じて分析力を養成します。

柳沢研究室ではこんなことを研究しています!
経営労務論と人的資源管理論の教科書に基づき、学生が各担当部分を発表しながら、先生から重要かつ相関的な知識を紹介してもらうというのが主な授業のスタイルです。発表する際は、知識を確実に理解した上で分かりやすく説明することが求められるため、将来にも役に立つ表現力が培われます。


大学院進学を決めた理由
小さいころから日本文化に興味がありました。中国の大学を卒業後は日本経営を勉強していましたが、自分の未来の可能性を広げるため、日本に留学して大学院に進学しました。
研究室の雰囲気
授業では質問も遠慮なく積極的にできます。また、バックグラウンドの異なる学生同士、それぞれの経験や考えをお互いにシェアしています。先生は留学生でも理解しやすいように事例や実際の数値など、さまざまな表現方法を用いて説明してくれます。そのため、学生は膨大な知識も明晰に整理でき、円滑に学習を進めることができます。
また、授業以外でも懇親を深めるために有志で食事会を行ったりと、仲良く助け合う、まるで家族みたいな研究室です。

先生の紹介
柳沢敏勝先生
学生に「父親みたい」と言われるほど優しい先生です。いつも「困っていることはないか」と気にかけてくださり、日々学生たちを全力でサポートしてくれます。
私はこんな理由で研究室を選びました!
日本の労務問題について研究したいと考え、この研究室に入りました。二年生になった今は修士論文の執筆に追われていますが、それでも毎回授業には積極的に参加したくなります。
柳沢研究室の活動には、学部生や他の研究室に所属する学生が合同で参加することもありますが、皆柔軟で自由な雰囲気でありながら、知識をとことん追求するというこの研究室のスタイルに引かれたと言っています。

希望する進路
帰国して中国の日系企業で働きたいと思っています。
紹介者(写真左)と柳沢先生
「日本における女性の職場進出についての研究」
人権の視点から考えると、日本の労働力不足問題を改善するためには、女性を活躍させることが必要です。私の研究では、まず日本の女性をめぐる労働状況について明確にしたうえで、女性が活躍できない要因とその根源を明らかにし、最後に具体的な提案をしたいと考えています。
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