ゼミ概要紹介
当ゼミでは民法財産法を学んでいます。内容としては、特に民法改正に伴い基本となる点を含めて大きな変化が生じた債権法を中心に、抽象的な問題点から具体的な事例まで、重要な論点についての議論を行います。実際のゼミにおいては、各員が判例や学説のみならず、制度自体についてドイツ民法などの外国法と比較し、現在社会で問題となっているさまざまな事象を分析したうえで報告を行い、その報告に基づいてディベートすることを通じて、理解を深めています。
ゼミではこんなことを学んでいます
まず、民法財産法は総則・物権・債権に大別されます。その中で現在扱っているのは売買契約などのさまざまな契約について規定している債権分野についてです。さらに詳しく言えば、契約の前後に問題があるために契約の効力が問われたり、損害賠償請求がなされるような場合について扱っています。
それらの諸問題について、どのように対処すべきかということから、制度自体の立法がなされた理由までを対象として、調査・報告・議論を行っています。

アピールポイント
第一に利点として挙げられることは、民法について詳しく学んでいく過程で、講義で得た知識をより高度なものにできる点です。さらに、林先生はリサーチの方法についても丁寧に指導してくださるため、必要な資料を収集し、より多くの知識を効率よく得ることや、自分の意見を正確に発信することができるようになります。
また、私たちの生活に密接にかかわる民法をより詳しく知ることによって、社会生活で発生する私人間の問題について適切な対応ができ、よりよく生きることができます。
ゼミの雰囲気
ゼミでの報告は何人かのグループで行われており、資料作成など互いに協力し合い、それぞれが積極的にコミュニケーションをとっています。また、ゼミ生からの質問に対して先生がより深い内容となるように助言をしてくださるため、質問や意見をしやすい環境になっています。

先生の紹介
林幸司先生
林先生はとても穏やかな方で、報告や質問・意見について良い点を見つけて積極的に褒めてくださるので、もっと頑張ろうと思うことができます。また、ゼミ生の疑問点について一つひとつ理解できるまで丁寧に教えてくれるだけでなく、進路などの話も親身になって聞いてくれます。
私はこんな理由でゼミを選びました!
民法をさらに深く学びたいと考えていたことと、林先生が担当されている他の講義を履修した経験から、先生の人柄に引かれたため、民法をしっかりと理解することができると確信したからです。
林ゼミあれこれ
男女比・人数
4年:男性12人 女性2人
3年:男性12人 女性2人
合計:男性24人 女性4人 計28人
研究室OB・OGの主な進路先
一般企業、公務員・法科大学院進学、大学院進学など
紹介者(写真左)と林先生
「契約における効力否定制度と責任関係」
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