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2018.04.02

【留学どうだった?】アメリカ・カリフォルニア大学アーバイン校「短いけれど大きな経験」

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各国の学生と交流

こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」 季刊 広報誌『明治』第76号「世界へ飛び出せ!明大生-協定校留学日記-」からの転載になります。

Profile高取司さん(政治経済学部4年)

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所属サークル・ゼミなど MuBO(国際交流団体)、高山ゼミ(政治理論)
留学期間 2016年6月9日~9月

留学準備について

留学を決めたきっかけを教えてください。

外国での勉強に興味があったからです。大学のプログラムでアメリカの学生と交流していて、アメリカの授業の大変さを聞きました。その大変といわれる授業や勉強に挑戦して、実力を試したいと思って留学を決めました。

留学するために行った準備や勉強はありますか?

市販の英会話のフレーズ集を使って英会話を中心に勉強していました。その他、大学の授業の予習に力を入れました。日本語で聞いてわからないものは英語で聞いてもわからないと思っていたので、なるべく授業に関連することを勉強していましたし、授業の内容はシラバスで確認することができました。 留学が決まって、留学に行く1ヵ月くらい前には留学先の大学からシラバスが届きました

留学先の国・大学を選んだ理由を教えてください。

初めての留学に不安があったので、留学先と制度を基準に考えて、3ヵ月間のサマーセッションを選択しました。外国での生活にも不安がありました。1ヵ月だと短すぎるし、1年だと自分に合わなかった場合に辛くなってしまうのではないかということで、その中間のプログラムを選択しました。サマーセッションの中でもアーバインを選んだ理由は2つで、学生へのサポート体制が手厚いこと、そして治安が良い場所にあることです。実際に、寮の手配は簡単でしたし、各国の留学生と交流するイベントが充実していました。また、アーバイン市は全米で一番安全な街に選ばれたことのある街だったので、外出時の不安もありませんでした。

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留学生サポーターの写真

留学生活について

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことなどはありますか?

留学中はなるべく日本人以外と話すように意識していました。アジア系の人が中心の寮だったので、多くの日本人がいました。当然同じ文化の人間ですから、一緒にいて快適なのは日本人でしたが、それでは留学に来た意義が薄れてしまうと思ったので、自分から積極的に他国の人のグループに入ったり、遊びに誘ったりしました。言葉や文化の壁を感じて、帰りたいという気持ちに駆られることもありましたが、なるべく日本人のグループの中に固まることのないよう意識しました。また、留学中に挑戦したことはシアトルへの一人旅です。留学中、5日間の長い休みがあったので、何かしたいと思って、シアトルを旅行しました。飛行機や宿の手配、観光の計画なども一人で行いました。知り合いもいない外国での旅に不安もありました。旅行中さまざまなトラブルがあったものの、これをきっかけに自信がついて、いろいろなことに挑戦できるようになりました。

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シンガポール人の親友と

留学を経験して感じたこと、成長したと思うことなどはありましたか?

留学を経験してから何事にも全力で取り組めるようになりました。留学前の私は家にいても勉強にあまり集中できていませんでしたが、この姿勢が留学を経て変わりました。留学先の授業で英語が聞き取れなかったり、考えがうまく表現できなかったりすることが多くありました。授業についていくために家に帰ってから録音した授業を聞き直したり、予習をしたりしました。このように寮で予習復習をしている中でも、滞在期間は短いので毎週末どこかに出かけたいと考えていました。中でも一番大変だったのは、ディズニーランドに行った後に、欠かしたくない授業の予習に取り組んだことです。勉強も遊びも両立するのはとても大変でした。これまで必死に取り組んだことがなかったので、全力を尽くすことの大変さを感じましたし、達成感も実感しました。これらの経験が帰国後、何事にも挑戦できる姿勢につながっていると思います。

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留学先で出会った友達と

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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