2018.02.20

「第22回植村直己冒険賞」の受賞者発表記者会見が行われました


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 明治大学が誇る世界的冒険家・植村直己さん(1964年農学部卒業。山岳部出身)の精神を継承する「第22回植村直己冒険賞」(主催:兵庫県豊岡市)の 受賞者発表記者会見が2月16日、駿河台キャンパス・紫紺館で行われました。

今回は、北極冒険家の荻田泰永さんが受賞(写真中央)。今年1月5日、標高2800メートルの南極点まで1126キロの無補給単独徒歩到達を成功させました。

今年で22回目を迎える「植村直己冒険賞」では、これまでにも、未知の世界を切り拓くとともに、人々に夢と希望そして勇気を与えてくれた創造的な行動をとった人や団体を表彰しており、毎年2月に受賞者発表記者会見を母校・明治大学で実施しています。

植村さんは、日本人として初めて世界最高峰のエベレスト登頂をはじめ、五大陸最高峰登頂、 犬ゾリ単独行での北極点到達など、人類史に残る数々の偉業を成し遂げた世界的冒険家。 1984年2月、世界初のマッキンリー(現名称:デナリ)冬期単独登頂の成功を無線で伝えた後、 消息を絶ちました。

生田キャンパスには、その偉業をたたえる記念碑が設置されており、明治から世界へ羽ばたく学生たちを見守っています。

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