2018.05.23

【卒業生の今を紹介】東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)で活躍!中村大介さん


協力してくれた卒業生中村大介さん

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2010年3月、理工学研究科基礎理工学専攻情報科学系を卒業。同年4月、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)に入社。現在、本社総合企画本部技術企画部に所属。入社9年目。学生時代は研究とサークル活動(体同連生田合気道部)に力を入れていた。

現在の仕事について教えてください。

社内外のデータを分析・活用して鉄道事業の業務革新を推進する仕事をしています。最先端のIT技術を活用して、鉄道車両や設備などのメンテナンス業務にイノベーションを起こしていくことが私の大きなミッションです。東日本旅客鉄道株式会社(以下:JR東日本)の鉄道インフラを将来にわたって維持・向上していくためには、車両や設備の的確なメンテナンスが欠かせません。より効率的に業務をレベルアップさせていくという課題をデータ分析・活用という側面から解決し、JR東日本の鉄道の発展を支えていくことが私の仕事です。

中村さんの1日の流れ

9:20 出社
メールの確認と1日のスケジュールを確認します。
10:00 グループミーティング
分析チームのミーティングで進捗を報告・共有します。
11:00 データ分析
自分の持っている案件のデータ分析を進めます。
12:00 昼食
昼食は本社ビル内の社員食堂で食べることが多いです。
13:00 新規案件打ち合わせ
データ分析の新規案件について、現場と打ち合わせをして内容を確認します。
15:00 分析結果報告
以前から取り組んでいた分析案件の結果を本社内のほかの部署に報告します。
16:00 データ分析
自分の持っている案件のデータ分析を進めます。
17:30 明日の準備
明日以降のスケジュールを確認し、明日のタスクを決めます。
18:00 退社
学生時代から続けている合気道の道場に行き、リフレッシュします。

現在の仕事を選んだきっかけを教えてください。

就職活動の中で、「世の中になくてはならない仕事をしたい」という自分の思いに気付いたことがきっかけです。鉄道サービスをITから支えることができるという点に魅力を感じ、入社を決めました。

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現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところはありますか?

就職活動当時は、鉄道をITで支える仕事をイメージしており、ITで鉄道を変える仕事はイメージできていませんでした。最先端のITを活用して業務を革新する現在の仕事は、学生時代に想像していなかったものでした。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

当社の仕事の一番のやりがいは、「自分の仕事がJR東日本の鉄道を支えているんだ」という気持ちだと思っています。現在取り組んでいるデータ分析の成果が鉄道サービスの向上につながることが一番うれしいことです。

一番つらかったことや苦労したことを教えてください。

学生時代からデータ分析をしていたわけではないため、異動で業務がシステム開発からデータ分析に変わった時は、慣れない仕事に苦労しました。「データ分析のプロになるんだ」という強い気持ちで勉強して、乗り越えました。

仕事におけるマストアイテムはなんですか?

紅茶です。1日効率良く仕事ができるように、適宜水分と糖分を補給しながら仕事をしています。紅茶が好きなため、普段はミルクティーやレモンティーをよく飲んでいます。

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明大生に向けてメッセージをお願いします。

ぜひ、学生生活のいろいろなことに「全力」で取り組んでください。明治大学で学んだことを生かせるフィールドは世の中にたくさんあります。私もJR東日本というフィールドでITによる鉄道の業務革新を実現すべく、これからも頑張っていきます。

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