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ようこそ研究室へ
2018.07.06

【農学部】服部俊宏研究室(地域環境計画研究室)「フィールドワークを中心として、農村の土地利用や地域資源の管理を研究する」

明大生が、所属するを紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は学部農学科の桐木さんが、服部俊宏研究室を紹介してくれます!

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研究室概要紹介

健やかで、豊かで、持続的な地域の在り方を探求し、農村の土地利用や地域資源の管理について研究しています。また、現在は東日本大震災の被災地復興のための課題にも取り組んでいます。

服部研究室ではこんなことを学んでいます!

常に社会への還元を意識しながら、食料生産基盤の整備や農村環境の保全といった、地域が抱える現状や課題の把握・評価を研究の目的としています。
研究方はフィールドワークを中心として、アンケート調査・ヒアリング調査を用いる方法が基本ですが、研究室内で統計解析や空間情報解析を用いて研究を進めていくことも可能です。
研究内容の例として「原発避難解除区域の営農再開の経緯や課題解決案の考察」「東京都の新規就農支援の実態把握と評価」や「統計解析ソフトを用いた野生鳥獣分布モデルの構築」などが挙げられます。

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愛媛県八幡浜市のみかん農家にヒアリング調査。段々畑で摘果のお手伝いもしました

アピールポイント

研究は、「農村」「土地利用」「震災復興」「資源管理」をキーワードに自分が学びたいテーマを自由に設定でき、自分のペースで研究を進めることができます。農村における人や自然、産業と向き合うフィールドワークが中心の研究のため、さまざまな地域に足を運ぶ機会に恵まれます。地域環境計画研究室の研究は、全国の地域が対象です。自分と所縁がある日本の地域が増えることも、地域環境計画研究室の魅力の一つだと思います。

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昨年度のゼミ合宿では、福島県の飯舘村や南相馬市の被災地域や復興現場を踏査しました

研究室の雰囲気

オンとオフが上手に切り替えられる研究室です!週1回行われる研究進行状況の発表では、おのおののプレゼンテーションに対し質問やアドバイスが盛んに出るため、自分だけでは気付かなかった発見があります。また、研究に真剣に取り組む一方で、みんなとても仲が良くプライベートで遊ぶことも多々あります。やるべきことはしっかりやり、楽しむときは楽しむ。そんな雰囲気の中で先生と同士の仲も良く、とても明るく楽しい研究室です!

先生の紹介

服部俊宏先生

もし「ご当地クイズ大会」が開催されれば先生の右に出る者はいないでしょう(笑)。それほど先生は日本の農村地域や社会情勢、化に精通しています。1のことを聞くと10のことまで教えてくれる博識な先生です。ゼミや研究では的確な助言や鋭い指摘で指導してもらいますが、普段は温和でとても優しく、甘い物が大好きな先生です。

私はこんな理由で研究室を選びました!

北海道で半月間行った、農家でのアルバイトがきっかけで農業の大変さを感じてから、農業の将来について考えるようになりました。農業・農村が抱える現場の課題についてもっと理解を深めたいという思いから、農学科の中でもフィールドワークをメインとする地域環境計画研究室を希望しました。私自身、3年次の1年間では多くの地域に出向き、生産現場や農村を見てきました。今後も現場へ足を運び、ヒアリング調査などを進めていく予定です。調査を通して、多くの社会人とお話しできるのも魅力の一つだと思います。

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山口県周南市須金地区の地域住民の方々とワークショップを実施しました

服部研究室あれこれ

男女比・人数

男性7人:女性6人=13人(学部生12人、院生1人)

OB・OGの主な進路先

地方公務員、、地域金融機関など

研究室の秘密道具・グッズ

先生も学生もあらゆる地域に出張に行くので、研究室にはお土産のお菓子が多々あります。余った物は早い者勝ちなので、すぐ無くなってしまいます(笑)。

研究室の情報を紹介してくれた方桐木淳太郎さん(農学部4年)

kenkyu75_1 紹介者(写真左)と服部先生

私の研究テーマ
都市農業における、担い手不足に悩む農家と農作業をサポートしたい消費者を結ぶ「援農ボランティア」についての研究

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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