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2018.08.20

【水泳部】松元克央選手

学生サークルスポーツ
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写真提供:明大スポーツ新聞部

こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」 季刊 広報誌『明治』第77号からの転載になります。

体育会水泳部の松元克央選手は、2018年4月の日本選手権・200メートル自由形で見事優勝を飾り、8月開催のパンパシフィック選手権、そしてジャカルタで行われるアジア選手権の日本代表に選出された。見据えるのは2020年東京オリンピック。夢の舞台に向かって愚直に「前へ」。紫紺のトビウオは止まらない。
松元克央選手
所属 明治大学水泳部
学部 / 学年 政治経済学部 / 4年
出身高校 千葉商科大学付属高校出身
所属 セントラルスポーツ研究所所属
身長 185cm
種目 自由形

明治大学水泳部で学んだことはありますか?

1年生のころはあまり結果が出せず、大学やチームに貢献できない自分に悔しい思いをしました。平井彬嗣さん(2016年政治経済学部卒)をはじめトップの選手を近くで見てきたので、自分が上級生になるにつれて、後輩にすごいといわれるような選手になりたいと思えたことは大きかったと感じています。

競技の面白さや、ご自身の強みをお聞かせください。

リレーもありますが、基本的に個人競技なので、自分が頑張った分だけ結果も出るところです。自分の強みは周りの選手より腕が長くてひとかきで進むストロークが大きいところだと思っています。ラスト50メートルで最終的に1番になれるようなスパートには自信があります。

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日本選手権に続き2018年5月のジャパンオープンでも200メートル自由形で日本一に輝いた

気持ちを強く持つために心掛けていることなどはありますか?

調子が悪い時はその状況でも最大限取り組むようにしていますし、自分のペースを崩さないということを第一に考えます。自分の軸をしっかり持ちつつ、周りの強い選手の良いところを見習っています。シーズン初めに決めたことは責任を持って同じペースで少しずつやっていくのが一番だと思っていて、良い意味でマイペースというところもあるかもしれません。

今後の目標をお聞かせください。

東京オリンピックでのメダル獲得が目標です。オリンピックでのプレッシャーは想像をはるかに超えるものだと思っていて、それまでにある程度経験が必要だと考えています。8月のパンパシでメダルを獲得すること、そして2019年の世界水泳選手権で決勝の舞台に立っていることを実現できないと、オリンピックのメダルというのは見えてこないかなと思っています。

応援してくださる関係者にメッセージを。

日本選手権で優勝した際、僕自身もちろんうれしかったのですが、それ以上に周りが喜んでくれる姿を見て、頑張ってきてよかったなと心から思いました。夏の国際大会に向けて覚悟を決めて、結果で返せるよう頑張りたいです。

明治大学水泳部
1911年創部。競泳部門は日本学生選手権水泳競技大会にて男子が2015年から3連覇中、女子第6位という成績を残す。オリンピック代表選手、メダリストなども多数輩出する名門チーム。
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、『明治』79号発行当時のものです

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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