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世界で学ぶ!
2018.10.01

【留学どうだった?】「夢だったアメリカ留学を経験し、就職活動へつなげる」西谷友里さん

学生留学国際交流
明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は法学部の西谷さんが、アメリカでの留学体験を紹介してくれます!
留学体験を紹介してくれた方西谷友里さん(法学部4年)

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小学校卒業の日に、担任の先生から「外の世界へ踏み出しなさい」と言われたことがきっかけで、海外へ行くことに興味を持ちました。そして、海外留学を志しました。

留学先 アメリカ ミネソタ州
大学名 ミネソタ州立大学モアヘッド校
留学プログラム名 学部間協定留学
留学期間 2017年8月~12月(1学期間)

留学準備について

留学を決めた時期はいつごろですか?

大学入学以前から、自分の大学生活での一番の目標を、留学することに決めていました。留学カウンセリングを通し、協定留学という形で留学の夢がかないました。

留学するために行った準備や勉強を教えてください。

大学入学直後から、情報収集のために事務室や留学カウンセリングに通っていました。それらと並行し、TOEFLの勉強を進めていました。1年次にまずテストを受けて自分の実力を知り、対策を練って苦手をつぶし、点数の底上げを図りました。

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愛用していた、お薦めの単語帳(TOEFLテスト単語張3800/神部孝)と参考書(The Official Guide to the TOEFL Test with DVD-ROM, 4th Edition/Educational Testing Service)

受験した語学試験があれば教えてください。

TOEIC

  • 2015年4月:600点(大学入学時)
  • 2018年3月:830点(帰国後)

TOEFL

  • 2016年9月:学内基準値を超える

留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由を教えてください。

英語で国際関係について学びたかったため、世界の中心ともいえるアメリカ合衆国を第1希望国としていました。また、両親と4年間で大学を卒業するという約束をしていたので、協定留学のシステムで留学することを望みました。

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キャンパスの様子。ミネソタ州の田舎の地域に立地し、自然豊かでした。
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毎年恒例の新入生と留学生で撮影した1枚。もらったTシャツを着て、大学のグラウンドで撮影しました。

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?

持って行ってよかったものは、味噌(チューブで長期間保存がきくもの)と歯磨きセット、洗濯ネットです。味噌は、アジアンマーケットでも手に入りません。友人に日本食を振る舞うときや、日本食が恋しいときに使いました。アメリカの歯磨き粉は泡が立ちにくく、個人的に好きではありませんでした。

留学生活について

留学先で学んだ学問について教えてください。

  • 明治大学で学んでいる分野:法学(国際関係法コース)
  • 留学先で学んだ分野:国際関係論・コミュニケーションなど

基礎から学べる教科が用意されているので、受講に問題はなかったと思います。違う分野について学べる良い機会だと思い、いくつか履修できる科目の中から5科目選び、履修しました。少しチャレンジして、日本で学んでいる分野とは異なる分野について学んでみてはいかがでしょうか。

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5科目履修したうちの一つがchoir(合唱)です。発表会で舞台に立ったり、科目を通じてさまざまな人に出会い、ボランティアに参加するきっかけにもなりました。

進学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことを教えてください。

分からないことは担当教員に聞く

私の場合、リスニング力が不十分で、授業を完全に理解することはできませんでした。そのため、すべての履修科目の担当教員のもとに、毎週1回以上通いました(「この時間は毎週来ます」と先生に宣言していました)。そのおかげで内容も理解でき、リスニング・スピーキングの練習もすることができました。大学には、とても親身になってくれる先生が多くいました。

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先生の中でも一番お世話になったコミュニケーション学の先生が空港まで見送りに来てくれたときの1枚。食事をごちそうになったり、送別会まで開いてもらいました。
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送別会での1枚。

帰国後の就職活動について

就職活動を終えて、就職を決めた内定先と、その内定先を選んだ理由を教えてください。

私は、信越化学工業株式会社に文系総合職として内定を頂きました。自分の海外経験で、日本のモノづくりのプレゼンスを感じたことから、メーカーを中心に就職活動を行いました。就職活動では、世界を舞台に仕事ができること、総合職でも女性が働きやすい環境があることを軸にしました。

留学した経験が、就職活動で役立ったエピソードがあれば教えてください。

海外での生活は、私にとって大きな刺激でした。また、日本企業について考えるきっかけにもなりました。「海外=外資系企業」という選択肢だけでなく、自分は海外で何をしたいのかと考えることができました。私はやはり日本が大好きなので、日本と海外をつなげる仕事がしたいと思ったことが、日本を海外へ発信するという、私の就職活動につながりました。

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グループワーク発表終了後の1枚。海外と日本のあらゆる面での違いを痛感し、もっと知りたいと思いました。

メッセージ

留学や海外の大学への進学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?

当初はいくつもの壁に直面しましたが、自分で動き出さなければ何も始まらないと思い、失敗や恥ずかしく感じることがあっても(初めは自分の英語力の低さが恥ずかしかったです)、がむしゃらに頑張りました。それがあり、今の私があると思っています。

後輩へのメッセージをお願いします。

留学は、自分のあらゆる面を成長させてくれ、自分の知っている世界がどれほど狭いものかを痛感できる、大切な機会だと思います。留学することに学部など関係ありません(法学部でも大丈夫です!)。就職活動は帰国後でも間に合います。今しかできない体験に、今勇気を出して挑戦してみてはいかがでしょうか。応援しています!

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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