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ようこそ研究室へ
2019.03.22

【情報コミュニケーション学部】横田貴之ゼミナール「中東とイスラームを切り口に、国際社会の諸問題を研究する」

明大生が、所属するを紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は情報コミュニケーション学部の榊原さんが、横田貴之ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介

中東とイスラームを切り口に、現代の国際社会が直面する諸問題の研究を行っています。近年、中東やイスラームといえば危険なイメージばかりが先行していますが、私たちは現地の実情を、日本語だけでなく英語やアラビア語の資料を使って読み解くことを心掛けています。単独の力では知ることのできないさまざまな事象やその要因を分析することがゼミの特徴です。

横田ゼミではこんなことを学んでいます!

私は紛争やテロの原因・背景に関心を持っていて、ソマリア内戦やナイジェリアの政情不安、近年のイスラーム国(IS)によるテロ活動などを事例に研究をしています。研究からは、イスラーム圏の治安情勢は、その地域だけではなく国際社会に大きな影響を与えていることが分かります。ゼミの発表では、先生に紹介をされた各種資料を駆使し、ゼミ生にとって分かりやすい発表を心掛けています。

アピールポイント

明治大学で現代中東の政治や経済を学ぶことができるのが、一番のアピールポイントです。ゼミ生は「少数精鋭」をモットーに、難解なイスラーム圏の情勢を読み解くことに大きな興味を抱いています。大学での座学はもちろん、モスクなどの関連施設の見学も適宜行っています。また、さまざまなゲストスピーカーから生の「ウラ事情」を学ぶこともできます。私はゼミでの学習を通じて、最初は全然分からなかったイスラーム圏の実情を理解できるようになりました。

ゼミの雰囲気

「少数精鋭」のアットホームな雰囲気のゼミです。ゼミの規模が丁度良いので、先生の目配りも一人ひとりに行き届いています。ゼミ生同士の仲も良く、中には活発な議論が行われます。私はゼミでの学習を通じて、知的好奇心を刺激するものの見つけ方を身に付けることができました。学年を超えたゼミ生間の交流も盛んで、忌憚のない意見交換ができる環境です。

先生の紹介

横田貴之先生

温厚ですが、学問に対して非常にストイックで厳しい姿勢を持っており、ゼミ生にも良い緊張感を与えてくれます。現地経験も豊富で、献資料からは得られないような情報を知ることもできます。

私はこんな理由でゼミを選びました!

私は2年次に履修した「問題発見テーマ演習」で横田先生に出会い、そのころからイスラーム圏に対する関心を抱くようになりました。3・4年次の「問題分析・解決ゼミナール」では、そのときに抱いた関心を学術的にさらに発展させたいと思いました。内戦やテロについて学ぶ機会はなかなかありませんが、このゼミナールであれば学ぶことができたのも、選んだ主な理由です。

横田ゼミあれこれ

男女比・人数

男性7人:女性5人=12人

OB・OGの主な進路先

2017年度に第1期生が卒業し、金融機関に就職しました。

名物OB・OG

K・I先輩(勇気ある第1期生)

ゼミの情報を紹介してくれた方榊原良紀さん(情報コミュニケーション学部4年)

紹介者(写真左)と横田先生

私の研究テーマ
「イスラーム圏の安全保障と国際政治」

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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