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2019.02.13

【体育会アメリカンフットボール部グリフィンズ】茂木崇宏選手

こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」 季刊 広報誌『明治』第81号からの転載になります。

2年連続7位という結果を覆し、リーグ2位の好成績で今季を終えたグリフィンズ。大学界全体が大きく揺らいだその渦中にありながら、「仲間がいたから苦労はなかった」と笑顔を見せたのは、主将・茂木崇宏選手。「誰よりも率先して取り組む姿を見せた」、屈強な身体と使い込まれたジャージが、努力のすべてを物語っていました。

茂木崇宏選手

所属 体育会アメリカンフットボール部グリフィンズ
学部・学年 政治経済学部4年
出身高校 佼成学園高校出身
背番号 / ポジション 6 / LB

アメリカンフットボールの魅力を教えてください。

一目見て分かる格好良さと、コンタクトスポーツならではの激しいプレーがある熱さ、それでいて実は戦略性の高さが求められるところの二面性ですね。フィールドにいる人間たちがひたむきにフットボールに取り組んでいる姿を見て、アメフトは格好良くて、楽しいスポーツだということを知っていただきたいです。

40人以上が試合に参加する多人数競技ですが、チームをまとめる工夫などをお聞かせください。

明治は特に選手の自主性を重んじるチームなので、常に自分の発言に説得力を持たせなければいけないと思っていました。当たり前の話ですが、誰よりも声を出すとか、チームで決めたことを率先してやる姿を見せたりしていました。シーズンを通して練習以外の場面でも、チームの士気を上げるような言葉を掛けましたね。

明治で良かったことはありましたか?

一部リーグに所属していながら、完全に主体でチームを運営しているところが一番の魅力だと思っています。学生同士で話し合いを続けながらチームをつくってきて、強豪校に勝てたときは、このチームでしか味わえない面白さや醍醐味だと感じました。

主将として苦労したことはありましたか?

意外かもしれませんがありません。常に周りの同期が助けてくれましたし、何をするにしても一緒になって頭を悩ませてやってきてくれたので、主将として苦労したことは正直なかったと思っています。全体で仲が良くて、仲間に恵まれたと思っています。

4年間の競技生活で、一番印象に残っていることは?

今シーズン初戦の政大学戦に勝ったことです。昨年まで2年連続リーグ7位で入れ替え戦という結果を引きずっていた周りや後輩の雰囲気がそこで一気に変わりました。大学アメフト全体がいろいろとあった中で、秋シーズンまでひとつになってやってこられたのは、チームでもぎ取ったこの勝利があったからだと思っています。

応援してくれる明治大学関係者にメッセージを。

来年につながるような結果を残せたので、後輩たちがそれをさらに飛躍させて、つらい時期もずっと応援してくださった皆さんに感謝の気持ちを返していってくれることと思います。これからもグリフィンズの応援をよろしくお願いします。

体育会アメリカンフットボール部グリフィンズ

1934年創部、日本アメリカンフットボール界のルーツ校の一つ。甲子園ボウルにこれまで5度の出場を果たす伝統校。2018年シーズンは1部リーグTOP8で2位の成績を修めた。チーム名の由来はギリシャ神話に登場する伝説上の怪獣から。

PICK UP!

2018年度リーグ戦において、キッカー#37佐藤太希選手(法学部4年)がフィールドゴールトライ成功回数において新記録(13回)を達成し、特別賞を受賞しました。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、季刊 広報誌『明治』第81号発行当時のものです
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