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就職活動体験記
2019.03.25

株式会社オリエンタルランドに就職内定!商学部 小林愛実さん

就職活動体験を紹介してくれた方小林愛実さん(学部4年)

就職内定先 株式会社オリエンタルランド

内定先を選んだ理由を教えてください。

小さいころから舞台製作やテーマパークに興味があり、「空間を創造することで、人の心を豊かにしたい」という夢を持っていました。鉄道会社やディベロッパー、家具メーカーなど空間を提供しているさまざまな企業を見ましたが、最終的に、非日常空間において日常への生きる勇気を与えることができる株式会社オリエンタルランドが、私の軸に一番合致していたことから決めました。

どんな大活を送っていましたか?

ゼミナールとアルバイトの両立でした。中学時代にドラッカーという学者の本にのめり込み、大学では絶対に経営戦略をと決めていたので、あこがれの風間信隆ゼミで精一杯学びました。つらく悔しい経験も多かったのですが、それ以上にたくさんの学びを得たゼミ生活だったと思います。

理詰めだった大学生活とは逆に、テーマパークのアルバイトでは感情豊かに務めました。もともと情に厚い性格なので、お客さまと触れ合う時間が良い息抜きにもなっていました。

就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?

3年次の6月からインターンシップの応募を始めました。業界を見ないで絞ることに抵抗があったので、不向きかもしれないと思った業界を中心にインターンシップに応募し、体験してから絞るかどうか決めました。

しかし、思うようにインターンシップの選考を進めることができず、11月のコンサルティング業界の本選考が始まるまでは、エントリーシートや筆記テストの対策に励みました。その後、12月からは大中小すべての企業に触れ、自分が何に引かれるかを分析し、最終的に3月の後半ごろに納得のいく軸を定めていきました。

就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。

自分でまとめた企業ノート

とにかく足を運びたくさんの話をまとめた、自分だけのノートは自信につながります。最後に信頼できるのはサイトの情報ではなく、自分のこれだけやったという強い気持ちでした。

就職活動手帳

自己分析や企業ごとの選考情報(質問内容、どう答えたか)を記入しました。PDFで印刷できるようになっているため、詳しい企業情報をまとめる際に非常に便利だと思います。

就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。

入念な選考準備です。すべての選考過程において万全な準備で臨むように心掛けていたので、堂々とした態度で臨めました。(説明会やグループディスカッション時も油断は禁物です。会社の話題を振られて動揺する人はすぐに分かります。皆さんも気を抜かずに!)

また、筆記テスト対策を3年次に終わらせていたことで、3月から焦ることなく企業情報の収集に専念できたと感じています。

「やっておけば良かったこと」はありますか?

すべてをやり尽くした達成感はありますが、失敗談としては「周りを頼らなかったこと」だと思います。私は46社のエントリーシートに1人でもくもくと取り組み、周りの状況が分からず不安と孤独で押し潰されそうでした。就職活動こそ家族や友人、選考で出会ったたくさんの人に話をし、話を聞くことで自分を知ることができるはずです。

これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス

「計画された偶発性理論」をご存知でしょうか?私の就職活動の道しるべとなった理論です。風間ゼミので教わった、この理論についての以下の言葉が印象に残っています。

――この研究によるとアメリカ人のうち、予想したキャリアを歩んでいるのはたった2割。すなわち8割は偶然によって決定されるということだ。じゃあ未来を描き今努力することは無意味なのか!と怒りたくなるが、そうではない。むしろ偶然を待っているだけでなく、自ら創り出せるように今積極的に行動し、意図的・計画的にその偶然を導くことができるという。今だ、今行動することで、きっと良い偶然があなたのキャリアを決めるだろう。

私はどんなに苦しい時でも今から逃げず、思わぬ偶然から夢をつかむことができたと感じています。やりたいことがある人も将来を迷っている人も、どうか今を考え抜き全力で生きてください。皆さんが、全身の震えるような感動で胸を張って満足だと言える日まで、応援しています。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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