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資格取得体験記
2019.04.18

東京都教員採用試験(中高共通英語)に合格!宮田晴香さん(2019年国際日本学部卒業)の資格取得体験記

国日資格
資格試験・難関試験に合格した明大生を紹介する「資格取得体験記」。今回は、2019年3月に国際日本学部を卒業した宮田さんが、東京都教員採用試験(中高共通英語)の合格体験を紹介してくれます!
合格体験を紹介してくれた方宮田晴香さん(2019年国際日本学部卒業)

合格した試験 東京都教員採用試験(中高共通英語)
取得期間 大学2年~大学4年

教職を志した理由は?

私は、入学当初は教員になることを全く考えていませんでした。両親がどちらも教員で、同じことはしたくないな、と思っていたからです。しかし、1年次に海外から来た留学生と交流したくて申し込んだ「日本語短期研修プロ
グラム」に参加した際に、授業でアシスタントとしてサポートしたり放課後に日本語を教えたりする中で、教える楽しさや、成長を一番近くで支えられることにやりがいを感じ、2年次から教職取得を目指すことを決めました。

教職取得のために行った準備や勉強は?

2採用試験の勉強は、3年次の12月から本格的に始めました。私の受験した東京都は特に論文が大事だったため、ひたすら論文を書き続け、何枚も先生方に添削してもらい少しずつ満足のいく文章が書けるようになりました。また、専門教養・教職教養の過去問は3周し、教職教養の参考書は付箋とメモでいっぱいになりました。学生同士の面接練習会も参加し、友人から教わることや学ぶことも本当に多く、一人では絶対に合格できていなかったと思います。


付箋とメモでいっぱいになった参考書

採用試験での印象的なエピソードは?

面接試験では、特に場面指導でのやり取りが印象に残っています。「生徒が先生の指示を無視しています。あなたならどうしますか?」という質問があり、面接官に「それでもだめだったら?」と何度も尋ねられ、事前に用意していなかったこともその場で考えて話しました。教育の現場では絶対の正解はなく、何をやってもだめなこともあると思います。しかし、それでも絶えず生徒の成長を第一に考えて行動することで、生徒の成長を支えることができる、そんな仕事であることも試験を通して再確認しました。

明大生へのメッセージ

皆さんは今、どんな将来の夢を持っていますか?私は1年生のころ、明確に「この仕事がしたい!」というのはまだ決まっていませんでした。しかし、興味があることや頑張りたいことなど、小さな目標に向かって、常にいろいろな挑戦をしてきました。そして、就職活動が目前に迫り自分の大学生活を振り返った時、自然と「教師」の2文字が浮かんできました。大学生活は良くも悪くも「自由」ですべては自分次第です。皆さんもいろんなことに積極的に挑戦し、充実した大学生活を送ってください。

※こちらの記事は、『MEIJI NOW新入生特集号』(2019年4月発行)からの転載になります。
ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、冊子発行当時のものです。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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