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OB・OG奮闘記
2020.11.02

【卒業生の今を紹介】日本郵船株式会社で活躍!原大貴さん

政経卒業生就活
協力してくれた卒業生原大貴さん(2015年政治経済学部卒業)

勤務先 日本郵船株式会社(一般貨物輸送/不定期専用船/不動産・営業職)

2015年3月、政治経済学部を卒業。同年4月、日本郵船株式会社に入社。現在、海外ドライバルクグループに所属。入社6年目。学生時代は母校の中学野球部の指導やアルバイト、ゼミに力を入れていた。

現在の仕事について教えてください。

鉄鉱石や石炭、木材チップなどのバルク貨物(梱包されずに輸送される貨物)を船で輸送する部署に所属しています。海外のお客様の営業担当として、お客様との契約交渉や、船でトラブルが発生した際の顧客への説明などをしています。会社の収益に貢献できるよう、お客様との密なコミュニケーションを大切に、日々業務に従事しています。

原さんの1日の流れ

9:00 出社
1日のスケジュール・溜まったメールを確認。海外の同僚とやり取りすることもあり、夜中にメールが来ることも多々あります。
10:00 チーム会議
契約交渉の進捗やトラブルが発生していた場合の情報共有・対策を検討。
12:00 昼食
会社の15階にある食堂にてチームメンバーとランチ。たまに東京駅周辺でランチすることも。
14:00 海外のお客様と電話
契約条件のすり合わせやトラブル状況の共有を英語で行います。英語は得意ではないですが、言いたいことをきちんと伝えられるよう、日々奮闘しています。
16:00 事務作業
顧客との契約締結に向けた上司への提案書を作成。
18:00 退社
だいたい18時前後には退社します。月1回の頻度でチームメンバーと飲みに行きます。

現在の仕事を選んだきっかけを教えてください。

就職活動をしている時、日本人として生まれたからには日本への貢献度が高い仕事がしたい、また今後40年以上働く上で海外で働く機会が多くある会社に勤めたいという思いがありました。業界研究をする中で、世界中に拠点があり、暮らしや産業に欠かせない物資を船で運び、島国日本を支える日本郵船に魅力を感じ、入社を決めました。

仕事中の様子

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところはありますか?

若いうちから裁量のある仕事を任されたことです。若手のうちは金額の小さい仕事しか任されないと思い入社しましたが、入社1年目から会社の収支に数百万円もの影響がでる仕事を任せてもらいました。新入社員のころはビビッていましたが、今では慣れました。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

顧客と長期契約を締結でき、上司から褒められたことです。1年以上の契約では、お客様から支払ってもらう金額が億単位となるため、交渉が難航することもあります。そのため、契約を締結できた時はとても嬉しいですし、達成感があります。

一番つらかったことや苦労したことを教えてください。

弊社は3~5年ごとに部署を異動するジョブローテーション制を採用しており、異動の度に仕事内容が変わるため、異動先の仕事を一から覚えるのに苦労しました。異動したてのころは、自分より部署歴が長い後輩に仕事のやり方を聞くことも多くあります。

仕事におけるマストアイテムはなんですか?

社用携帯とパソコンです。船は24時間365日動いていますので、トラブルが発生した際は休みの日でも迅速に対応できるよう、携帯は常に持ち歩いています。

マストアイテムの社用携帯とパソコン

明大生に向けてメッセージをお願いします。

これから就職活動をする方へ、選り好みせずにさまざまな業界を見ることをお勧めします。いろいろな会社の説明を無料で聞けるのは学生時代にしかできないことなので、とにかくいろんな会社に足を運び、働いている社員と話すと良いと思います。

私が就職活動をしていた際は、1日3社以上説明会に参加するように心がけていました。実際に会社を訪れて、自分の肌で感じたものはとても貴重だと思うので、じっとせずに行動すると良いと思います。長いようで短い大学生活を、存分に謳歌してください。


新入社員研修時に同期と自動車専用船前で。初めて船を見た時はあまりの大きさに驚きました
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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