日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。

「日本は資源があまりないにもかかわらず技術の発展が非常に早く、しかも戦後たった数10年で先進国になった」ということを高校生の時に学び驚きました。明治大学は環境情報研究室（エンジンの燃費向上が主研究）があり、エネルギーが豊富な母国インドネシアに日本のエネルギー管理技術を活用し貢献したいと考え、志望しました。

明治大学の好きなところについて

明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか？

場所：生田キャンパス　環境情報研究室
理由：研究室の先輩と友人が非常にやさしく、毎回違うテーマを研究しているので、毎日楽しく研究室生活を過ごしています！また、いろんな最先端の装置や機械などがあり、世界初の研究を実現するのも夢ではありません！

研究室内のエンジンの様子

好きな授業を教えてください。

授業名：エネルギー変換工学
担当教員名：横堀 誠一先生
理由：将来の地球はエネルギー不足により、生活が不便になることもあるかと思います。この授業ではエネルギーの節約方法や再生可能エネルギーなどについて学ぶことができ、将来の利用拡大が嘱望されている自然エネルギーの利用についても理解を深めることができます。

日本で過ごした感想

日本に来て驚いたところは？

とにかく空気がきれい！母国ではみんな車とバイクを使っており、排気ガス規制が緩いので大気汚染がひどいと思います。日本に来る前は、同じように日本でも車に乗る生活だろうと思っていましたが、それは大間違いで、毎日1万歩前後歩いています。これを続けた結果、2カ月後には4～5キロも痩せました。

自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか？

楽しいところ

日本には四季があり、3カ月ごとに違う季節が訪れ雰囲気も違います。冬は友人と毎年スキーに行くことが最も楽しみです。春には桜を見ながら友人と楽しい時間を過ごすことができ、母国では体験できないことが日本には溢れています。

生田キャンパス「ハイテク・リサーチ・センター」の隣の桜の木

大変なところ

大学に入学後、機械に関する授業を多く履修しましたが、専門用語が非常に多く、まったく聞いたことのないものばかりでした。日本人の学生は高校の時に勉強していたそうで、進度が早くついていけなかったというつらい思い出があります。対策としては、図書館で借りた教科書やネットで検索したものなどを参考にし、何とか乗り越えることができました。

グナワン・レイナルドさんについて＆メッセージ

将来の夢は何ですか？

エネルギーのエキスパートになることです！これから世界のモノづくりが発展し、工場から多くの有害物質（例えば二酸化炭素など）が環境問題を招きかねないと思います。そのため、無駄のないエネルギーの使い方や環境汚染低減などに貢献したいと考えています！

故郷の国の紹介や、自慢をしてください。

母国インドネシアは自然がとってもきれいで、食べ物がおいしいです！物価も安く、非常に温かい性格の人が多いです！また、インドネシア以外にはいない「コモドドラゴン」という、非常にレアで大きなトカゲがいます。ぜひ皆さんもインドネシアを訪れ、さまざまなことを体験してください！

インドネシアの有名な食べ物「サテ」と「ロントン」が一人前で200円

明大生へのメッセージをお願いします。

明大生の皆さん、コロナの中ではありますが、もしチャンスがあればぜひとも留学に行ってください！日本人の考え方のみならず、外国人の考え方も理解できるようになり、視野も広がります！また、正直に言うと、この世界は人脈が必要なので、国内のみならず海外でも多くの外国人の友人をつくってください！

留学生の皆さん、ぜひ積極的に明治大学の交流イベントに参加し、日本人の友人を作ってください！自分と同じ国の人とばかり交流していては日本語も上達しないので、大学生のうちにぜひこの機会を使ってコミュニケーション能力を磨いてください！特に日本で就職したい人は必須です！それでは、See you at the top guys!

生田キャンパスの正門で愛媛から来た友人と一緒に

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