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ようこそ研究室へ
2020.11.05

【理工学研究科】小野弓絵研究室「キーワードは『安心・安全・健康をつくる医工学』表情と感情を脳科学の面から研究する」

明大生が、所属するを紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は学研究科の近藤さんが、小野弓絵ゼミナールを紹介してくれます!
共同研究室での実験の様子

研究室概要紹介

世界的に平均寿命が延びる中で、健康に生活することの重要性が増しています。小野研究室では「安心・安全・健康をつくる医工学」をキーワードに、機能イメージング技術を用いて、脳波などの生体信号から脳や生体について解明を試みています。同時にBCI(Brain Computer Interface)システムを利用したリハビリテーション装置の開発などを通して、人々の健康維持や医療福祉の向上に貢献することを目標としています。

小野研究室ではこんなことを学んでいます!

メンバーはそれぞれ自分の研究テーマを持っていて、脳活動や筋活動など、研究対象によって大きく4つの班に分かれています。所属する班のメンバーと相談・協力をして実験を行い、研究を進めていきます。医療機関や海外の大学とも共同研究を多く行っているので、短期やサマーキャンプへの参加など外部との交流が多いことも特徴です。

明治大学で行われた台湾大学との研究交流プログラム
交流プログラムでの実験デモンストレーションの様子
台湾大学で行われた研究交流プログラムでのポスターセッション

進学を決めた理由

大学入学当初から大学院への進学は考えていましたが、研究室への配属と研究テーマを決定したときに、大学院への進学を決めました。せっかく研究したいことがあるのに、学部を卒業するまでの期間では短いと感じたからです。

アピールポイント

内部の進だけではなく、社会人や留学生など幅広いバックグラウンドを持つ人たちが所属している点が魅力です。大学院生も募集していますので、「10年後の医療機器の開発がしたい!」「脳や体の不思議を解明したい!」という意欲のある方は、ぜひ健康医工学研究室へ!

研究室の雰囲気

研究室にコアタイムはありませんが、常に誰かがいることが多く、雑談をしたり一緒にお昼ご飯を食べたりと、明るい雰囲気の中で過ごすことができます。メンバーそれぞれが研究テーマを持っていて、毎週行われる進捗報告会では他のメンバーの研究について話を聞くことで、新しい発見や学びがあります。自身の研究においても先生だけでなくメンバーからもアドバイスをもらい、相談することができるとてもよい環境です。

2020年度の新人歓迎会@オンライン

先生の紹介

小野弓絵先生

学生が自分たちで考え、研究を進める姿勢を尊重してくれます。普段から親身に相談に乗ってくれ、専門分野が広く知識が豊富でどんな質問にも答えてくれます。年末の忘年会などではさらに楽しくお話ししてくれます。

私はこんな理由で研究室を選びました!

私は入学当初から人の感情などに興味があり、脳科学の面から研究してみたいと考えていました。研究室見学で紹介された先輩方の研究内容が興味深く、この研究室なら自分がやりたいことを研究できるのではないかと考え、決めました。また、研究について語る先生の楽しそうな様子が印象に残っていて、この先生のもとで学びたいと感じたことも理由の一つです。

小野研究室あれこれ

男女比・人数

男性24人:女性9人=33人

研究室OB・OGの主な進路先

大学院進学が多く、電機・医療機器メーカーなどを中心に多岐にわたります。

名物ゼミ生

社会人ドクターの方も多く在籍しており、日本体育大学でをされている大学院生の方は、ゼミ後に筋トレ教室を開いてくれます。目指せ、マッチョ!

研究室の秘密道具・グッズ

冷蔵庫:飲み物が冷やしてあるほかに、最近は健康に気を使っている人が用意したサラダ用のドレッシングが入っています。

 

 

 

ゼミの情報を紹介してくれた方近藤友香さん(理工学研究科電気工学専攻博士前期課程)

紹介者(写真左)と小野先生

私の研究テーマ
「表情の感情評価に関わる脳部位の検討」
ヒト対ヒトのコミュニケーション活動において、表情というのは重要な役割を担っています。実際に被験者の方に対して実験を行うことで、ヒトが相手方の表情からどんな感情を表しているか読み取る際に、どの脳部位が活動しているかを調べています。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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