2021.05.06

【体育会ボードセーリング部】池田健星選手


こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」広報誌『明治』第88号(2021年1月15日発行)からの転載になります。

全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦で創部史上初の3連覇を狙うチームを主将として率いる池田健星選手。東京五輪代表選考は2位となり惜しくも補欠選手となったが、パリ五輪へ向けて確固たる決意を胸に邁進する姿から目が離せない。

池田健星選手

所属 体育会ボードセーリング部
学部・学年 2021年法学部卒(季刊 広報誌『明治』第88号発行当時の学年は法学部4年)
出身高校 神奈川県立逗子高等学校出身

ボードセーリングについて教えてください。

一般的にはウィンドサーフィンと呼ばれるため、サーフィンと混同されることがありますが、競技では既定のコースを2周して順位を競います。複数レースを実施し、合計順位の少ない人が勝者となりますが、天候等に左右されず4レース以上成立すると一番悪い結果をカット(なかったことに)できるので、これにより順位の変動が起きることが面白さのひとつです。

競技を始めたきっかけをお聞かせください。

小学生の頃に父と海岸で遊ぶことが多く、ウィンドサーフィンをしている人を見て興味を持ちました。その後、現在も所属するウィ ンドサーフィンショップで体験したことを機に、父と一緒に始めました。

明治大学に進学を決めた理由は?

明治大学ボードセーリング部も、同じショップでお世話になっており、それがきっかけで中学生の時から練習に参加させてもらうようになりました。その頃から加藤学監督に気にかけていただき、先輩方からもかわいがってもらっていたので、自分も明治大学に入学して団体優勝に貢献したいと思いました。

明治大学で競技をしていてよかったと思うことを教えてください。

けじめの大切さを学びました。普段はにぎやかな部員が多いのですが、部として活動する時は、明治大学の一員だという意識を強く持っています。うまくなりたい、速くなりたいという意識も高く、そういった先輩方の姿を見て、小さい頃から競技を続けている私は、忘れかけていた熱い想いや向上心を思い出すことができました。

2月末に開幕する大学対抗戦に向けて、意気込みをお聞かせください。

個人戦がメインの競技のため、選手、応援が一丸となって優勝を目指す団体戦は熱くなりますし、大学4年間でしか味わえない感動があります。自分自身も含め、チーム全体の底上げを目指し、なんとしても3連覇を達成したいです。

今後の目標は?

パリ五輪でのメダル獲得を目指しています。卒業後も競技を続けられることになりましたが、パリ五輪に出場できなければ競技を辞めるという覚悟を持っています。

応援している明治大学関係者へメッセージをお願いします。

今は学生として明治大学の名を背負うことに責任を感じていますが、卒業後も明大卒ということは自分の歴史に刻まれます。明治大学の皆さんに恥じないアスリートとして頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします。

体育会ボードセーリング部がインカレで創部初の3連覇を達成しました!

体育会ボードセーリング部は、3月14日~15日に和歌山セーリングセンターで開催された2020年度全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦(インカレ)に出場し、見事優勝を果たしました。この優勝により創部初となる3連覇を達成しました!池田健星選手のコメントを以下のリンクからご覧いただけます。

優勝を果たしたメンバー 本人(一番左)
団体優勝が決まり、部旗をセイルにつけウィニングランをする選手たち

体育会ボードセーリング部

1980年創部。部員の多くが初心者でありながら、2018年度の全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦で22年ぶりに優勝すると、2020年度には3連覇を達成。ロンドン五輪出場、東京五輪代表に内定している須長由季選手(2003年商卒)らを輩出している。

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