研究室概要紹介
画像や音声といったメディア情報に対して、人の感性情報を考慮した研究を行います。単なる画像処理や音声処理にとどまらず、人間とのインタラクティブ(双方向にやりとりができるシステム)な関係性を明らかにすることで、実社会にも役立つようなシステムの実現を目指しています。また、近年ではディープラーニングといった機械学習技術が発達しており、そのような技術を駆使して「画像生成」「物体認識」「音楽解析」などを行っています。
荒川研究室ではこんなことを学んでいます!
2年次には、画像処理や機械学習に関する基礎的な知識をプログラミングによって学んでいきます。手を動かしながら学べるので、より実践的なスキルが身に付きます。3年次以降は、ゼミの時間にそれぞれ自分の研究の進捗を発表します。発表後、教授や他の人と議論を交わし、研究を進めていきます。また、他の人の研究発表を聞くことで、新たな発見があったり、自身の研究に役立つ知識を得られたりすることもあります。
アピールポイント
3年次に研究室配属された際、先生と話しながらじっくり研究テーマを決めます。そのため、研究したいテーマがはっきりと定まっていなくても、自分に合ったテーマがすぐに見つかります。また、コロナ渦の前だと学部3年次以上の学生は、夏休みに山梨まで行って研究発表会を行っていました。発表会が終わった後は、遊園地に行ったり食事会をしたりなど、楽しいイベントがたくさんありました。
研究室の雰囲気
他の研究室に比べて女性の人数が多く、落ち着いた雰囲気の研究室です。穏やかな学生が多いので、分からないことがあっても気軽に聞ける雰囲気があります。また、海外からの留学生も多く、研究に熱心に取り組む学生が多いように感じます。
先生の紹介
荒川薫先生
荒川先生は、総合数理学部の学部長です。温かい性格で、研究に行き詰っていたら優しくサポートしてくれます。また、研究以外でも親身に相談に乗ってくれるので、分からないことなどは積極的に聞くことができます。
私はこんな理由で研究室を選びました!
私は研究室を選ぶ際、画像処理やCGなどの分野に少し興味がありました。従って、その分野に強い研究室をいくつか回ってみて、先生が優しく雰囲気の良い荒川研究室に決めました。また、先輩がどのような研究をやっているかもイメージがしやすかったことも、決め手の一つとなりました。
荒川研究室あれこれ
人数
34人
OB・OGの主な進路先
株式会社日立製作所、株式会社日本HP、凸版印刷株式会社、ヤマハ株式会社、SCSK株式会社、ソフトバンク株式会社、株式会社リクルート
研究室の秘密道具・グッズ
機械学習を行う研究室ということもあり、大容量の計算機が3台設置されています。
名物研究室生
渡辺唯さん:いつも明るく元気な子です。落ち着いた荒川研究室の良いアクセントとなってくれています。
「部屋空間色調デザインのための機械学習を用いた壁領域自動検出」
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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