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明大生にフォーカス
2022.06.13

【M-Navi記者の学生団体取材】「明治大学に海外をつくる!?ウィズコロナ時代の留学を支援する『The Supporters』とは?」

】は、明治大学M-Naviプロジェクトの一環で誕生しました。明大生を支援し、より充実した生活の実現を目指す個性豊かな学生団体を取材し、「学生目線」で記事を作成しています。明大生の明日を照らす幅広い情報を、MEIJI NOWで順次掲載します!ぜひ、ご覧ください!

学生委員会 The Supportersに

2回目は、政治経済学部の「国際交流学生委員会 The Supporters」にインタビューしました。コロナ禍で閉ざされた国際交流の扉に対して、明大生と生をつなぐ架け橋となるべく立ち上がったのが、「国際交流学生委員会 The Supporters」です。創設間もないながらも、キャンパスライフをグローバルに彩る企画を考案・運営する姿に迫ります!

The Supportersのメンバー

――活動内容の紹介をお願いします。

志内高虎さん(以下:志内)The Supportersの活動軸は、政治経済学部から依頼される活動と、自主企画の2点で構成されています。学部からの依頼は、海外の講義が行われる「トップスクールセミナー」にて、来日される教授のアテンドなど、大学の公式な活動に関わることが多いです。

――学部からの依頼を受けながらも、自ら企画できる自由さも兼ね備えているのですね。 自主企画では、どのような活動に取り組む予定でしょうか?

中村陸さん(以下:中村)3月には、留学生にくだけた日本語を教えるオンライン交流会を実施しました。今後の活動は、明治大学生に留学生のキャンパスライフのサポートをしてもらう「留学生バディプログラム」「留学生と明大生で観光する」など、留学生と明大生がつながれるような企画を考えています。また、月に一度の交流など、留学生との親密度を高められるイベントを行う予定です。

分かりにくい日本語を丁寧に教えるオンライン交流会を開催

――企画する中で工夫していることはありますか?

中村 「明大生とのつながりが薄い」と感じている留学生の助けとなるよう、「明大生と留学生のつながりを維持できる」企画を考案しています。 また、現在企画をしている「バディプログラム」では、学生の興味を引く企画になるよう工夫しています。

――企画の対象者は、誰ですか?

志内 今のところは、留学生と政治経済学部の学生を対象としています。

――The Supportersではさまざまな企画を立案していますが、企画やイベントを行う目的は何ですか?

中村 私たちは、明治大学のグローバル目標である「世界へ!MEIJI8000 〜学生の主体性を育み、未来開拓力に優れた人材〜」を前提とし、「学生による学生支援を通じて、国内での国際体験空間を形成する」ということを意識して、企画を行っています。 企画を通して、異化理解や語学力の向上に役立ててもらいたいです。

――海外にいるかのような異文化交流を大学で体験できれば、学生同士の視野も広がりますね。

オンラインを駆使した積極的な国際交流を実現

――この春から本格始動ということですが、企画やイベントの情報はどこで得られるのでしょうか?

中村 公式のInstagram、Twitter、また、The Supporters独自のホームページでも発信しています。さらに、大学の公式ホームページやOh-o!Meijiでも配信しています。

――読者に一言、お願いします!

中村 明治大学に来る留学生と強いつながりを築くことができます。これから大規模なイベントを予定しているので、ぜひ積極的に参加していただけたらと思います!

The Supportersと共に活動したい人へ

――The Supportersの発足時期は、いつぐらいですか?

志内 発足時期は2021年11月です。10月頃に学部からOh-o!Meijiの配信で、募集のお知らせがきて、実際に動き始めたのが11月からです。

――メンバーの構成を教えてください。(2022年5月時点)

志内 現在は1年生が25人、2年生が22人、3年生が7人、4年生が5人となっています。

――The Supportersのメンバーの魅力、またはメンバーの特徴について教えてください。

中村 国際交流へのモチベーションが、非常に高いメンバーが多いです。留学経験のある人、これから留学へ行くために英語力を身に付けたい人もいるので、留学に関する情報が結構入ってきます。留学に興味のある学生にとってはとても良い環境だと思います。

――なぜ、The Supportersに入会したのでしょうか?

志内 私は高校時代にアメリカに1年間留学した時に、さまざまな人に助けられた経験がきっかけです。私が助けてもらったのと同じように、明治大学に来る留学生をサポートしたいと思い入りました。

中村 私もオンライン留学でメンターの方にサポートしていただいたので、次は自分がサポートする立場に回りたいという気持ちで入りました。そして、新1年生のためにも明治大学で国際的空間を作りたいと思い、The Supportersに入りました。

取材に応じてくださった志内さん(右下)と中村さん(左下)

――活動の中で1番大変だったことは何ですか?

志内 1番は良くも悪くも本当に0からのスタートだったので、正直何をしたら良いか分からなかったことです。

――The Supportersのアピールポイントを教えてください。

志内  1つはコロナ禍でも留学生との交流ができ、海外の文化だったり実際外国人とコミュニケーション を取ったりすることで、グローバルな観点を学べることです。もう1つは、全く新しい委員会なので、学年関係なく、固定概念にとらわれずに自分たちのやりたいとができるということです。

――新入会の期限はいつですか?また、語学関係のスキルなどによる入会制限はありますか?

志内 学年関係無く、政治経済学部の学生ならば応募があります。 2022年度の期限は、5月6日までで、多数の応募がありました。TOEIC ®️スコアなど、資格の制限はありませんが、留学生と交流するときは英語を使う頻度が多いです。 しかし、気にする必要はなく、むしろ英語が話せるようになりたいという方にお勧めです。

新メンバー募集の対面ガイダンスは、総勢20名以上が参加

――ありがとうございます。最後にThe Supportersに入りたいと考えている学生たちに向けて、一言お願いします!

志内 政治経済学部の国際交流学生委員会なので、留学生とか外国の先生と関わる機会が多いですし、伝統に縛られずに自分たちがやりたいように好きなようにできる委員会なので、ぜひ私たちと一緒に学部の国際交流を推進して行きましょう! 2022年4月からは、徐々に留学生も来日できるとのことですので、今年度は実際に直接交流ができると思います。

――留学ができないからといってそこで終わるのではなく、自分たちで国際空間を作ろうとしたのが本当に素晴らしいと思います。非常に魅力的なお話でした。ありがとうございました!

M-Navi記者から~皆さんへのメッセージ~

福森:明治大学に国際空間を作るというThe Supportersの活動への熱量に感動しました。これからの活動を応援しています!

岩本:明大生と留学生のつながりを維持できるよう、一つひとつの企画が工夫されていました。今後の活動が楽しみです。

高野:コロナ禍で留学に行けないからといってそこで終わるのではなく、今度は自分たちで国際空間を作ろうとする姿勢に、本当に心を動かされました。自分自身がコロナ禍でかなりもどかしい思いをしたので、とても良い刺激を受けることができました。心から応援してます。頑張ってください!

記事を紹介してくれた方M-Navi記者

紹介者:左から:福森敦さん、岩本梨奈さん、高野柾文さん(共に 政治経済学部3年)

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