2022.11.25

【体育会明大スポーツ新聞部】田中佑太さん


こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」広報誌『明治』第95号からの転載になります。

明大スポーツ新聞部(明スポ)で2021年度の編集長を務めた田中佑太さんは、ラグビー部や硬式庭球部などを追う中で、各部や選手たちへの思いを強め、発信してきた。
体育会各部の活躍を伝えると共に、在学生や卒業生、大学のニュースを報じ、長く明大関係者から愛される明スポ。学生の視点を大切に、これからも大学を盛り上げる。

田中佑太さん

所属 体育会明大スポーツ新聞部
学部・学年 法学部4年
出身高校 私立本郷高等学校出身

明スポに入部したきっかけは?

大学では体育会に入り、裏方として選手を支える役割を担いたいと思っていました。また、将来はスポーツに関わる仕事、特にメディアの世界で働くことを志望していました。そうした中で明スポと出会い、メディアであり体育会であるということから、自分の希望を最も叶えることができる環境だと考え、入部を決意しました。

活動の魅力は?

学生主体でさまざまな経験ができることです。監督やコーチの指導は新聞制作の技術面がメインで、制作費の管理や企業への営業活動、購読管理や広報活動など多岐に渡る活動を学生が主体となって行っています。スポーツの取材では周りにプロカメラマンしかいなかったり、企業の営業担当者の方とやり取りをしたり、新聞部ならではの経験をすることができます。

取材をする上で意識していることは?

取材前に入念に準備をして選手と同じレベルで話を聞けるようにすること、そして一つの質問に対して深掘りをすることを意識していました。その上で、記事の執筆時には事実を伝えるだけにとどまらず、取材で聞き出した選手の思いなどによって臨場感を出し、ワクワクしながら読んでもらえることを一つの理想形としています。

入部して良かったことは?

多種多様な部員と出会い、共に時間を過ごせたことです。高校ではラグビー部に所属していて、部内には似たようなタイプの人が多かったのですが、明スポには高校まで文化部だった人も入部してくるので、特に編集長を務めた昨年度は部をまとめる上で苦労をすることもありました。「相手目線に立って自分の常識を疑って考える」というスタンスで、多くの価値観と触れ合うことができました。

思い入れのある記事は?

第517号(2022年1月発行)で書いた、「ホイッスル」というコーナーの記事と全国大学ラグビー選手権決勝の記事です。私たちは、体育会各部からすると第三者的な立場ですが、体育会の一番の味方だと思っています。勝てばうれしいのはもちろん、負ければ悲しいですし、誹謗中傷されるようなことがあるととても悔しいです。この二つの記事は、そういった思いを込めて書いた、自分にとって集大成となるような記事です。

明治大学の関係者へメッセージを

卒業生やご父母、学生の皆さんに読んでいただき、SNS等を通じて届く「この記事が面白かった」などの声が私たちのやりがいにつながっています。今後も、これまで以上にご愛読いただき、温かく見守ってくださるとうれしく思います。

体育会明大スポーツ新聞部

1953年創部。2011年に体育会に加盟。明大スポーツ新聞の発行の他、各部の年間活動記録をまとめた「体育会誌」を制作。大学新聞コンテストにおいて3年連続で最優秀賞を受賞するなど、学外からの評価も高い。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、広報誌『明治』第95号発行当時のものです
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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