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ようこそ研究室へ
2023.03.13

【総合数理学部】小川知之研究室「世の中にあるさまざまな現象について数理モデルで現象の原理を解明し、問題点の解決を目指す!」

総合数理教員学生ゼミ・研究室
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は総合数理学部の長倉さんと中山さんが、小川知之研究室を紹介してくれます!

研究室概要紹介

世の中にあるさまざまな現象を数理モデルの力を使ってひもといていきます。主に1、2年次に築いた土台をもとにPython(※)などのプログラミング技術を使ってさまざまな現象を表し、現象そのものを実際に目に見えるものにします。そして、現象の中の目に見えていなかった要因や関係性などを見つけ、その現象の原理(からくり)を解明していきます。

※Python:(パイソン):汎用性が高く、WEBアプリケーションや人工知能(AI)の開発も可能なプログラミング言語

小川研究室ではこんなことを学んでいます!

世の中には数え切れないほどのさまざまな現象が起きていますが、例えば「ディズニーランドのアトラクションの待ち時間」「高速道路の渋滞」など、これらは全てプログラミングを駆使してパソコン上に表すことができ、それを行うことで現象の核の部分が見えてきます。それにより、現象の問題点を見つけ、解決策を見出すことができます。

アピールポイント

自分が興味のある分野について自由に研究できることが、大きな魅力です。また、生物学系や物理学系、化学系などのしばりもなく、本当に興味がある分野について学ぶことができます。将来やりたいことがあれば、それに生かしていくことも可能です。また、一人ではなく友人と一緒に研究を行うことができるため、支え合いながら研究できることもアピールポイントです。

学期末の最終プレゼンテーションの様子

研究室の雰囲気

一言で表すと「自由」な研究室です。おのおのが、自由に興味のあるテーマを黙々と研究します。

一人ひとりの研究テーマには全く関連性がなく、ディズニーが好きな人は「ディズニーランドのアトラクションの待ち時間の研究」、コロナ禍であれば「新型コロナウイルス感染症の感染者数の推移についての研究」など、自由に研究を行います。また、研究は一人で行っても、友人と協力しても良いので好きなようにできます。さらに、分からないことがあれば、小川先生が違った角度からいろいろなアドバイスをくださいます。

先生の紹介

小川知之先生

とても気さくな先生です。研究はもちろん研究以外のことについても、相談に乗ってくださいます。「留学に行くべきなのか」「大学院に進学するのか」「就職するのか」、人生において大きな選択肢がある中で、進路についても真摯に相談に乗ってくださいます。

私はこんな理由で研究室を選びました!

長倉さん: 私は、「興味のある分野を好きなように学べること」「一人ではなく複数人で協力しながら研究していくことができる点」に引かれて選びました。一人で研究するよりも、友人と協力しながら何かを成し遂げることの方がやりがいを感じると同時に、自分が気付けていなかったことや見えていなかったことについても、友人の協力を得ながらより深く研究することができると思い、小川研究室を選びました。

中山さん: 私が小川研究室を選んだ理由は二つあります。一つ目は、取り扱う内容が微分方程式などを用いた数理モデルを利用した解析を行っていたので、「自分の興味のある現象について数理モデルを利用して解析したい」という希望と合致していたからです。二つ目は、私が1年次の総合数理ゼミナールという講義で小川先生に担当していただいた際、講義内容とその方針に興味を持ったからです。3年次のゼミ選択では、これが1番の決め手となりました。

小川研究室あれこれ

人数

13人

OB・OGの主な進路先

明治大学大学院、コンサルタント、IT系企業

研究室の情報を紹介してくれた方長倉利憲さん(私立静岡学園高等学校卒)・中山温宏さん(都立八王子東高等学校卒)(共に総合数理学部4年)

紹介者:左から、長倉さん、小川先生、中山さん

私の研究テーマ
長倉さん、中山さん共に:「樹木の一斉開花・結実の結合マップ系を用いた数学モデル」

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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