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サークルガイド
2023.03.10

ボランティアサークルMIFO「『Meal For Refugees』で国際支援に貢献!国際交流も魅力!」

学生国際交流サークル和泉SDGs
明治大学のさまざまなサークルを紹介するコーナー「サークルガイド」。今回は、ボランティアサークルMIFOの佐藤さんに、活動内容やアピールポイントなど、サークル活動についてお聞きしました。

Meiji International Friendship Organization (MIFO)

部員数 133人
活動日 不定期
活動場所 和泉キャンパス
公式SNS 公式Twitter
公式Instagram
お問い合わせ先 各SNSのダイレクトメッセージにお願いします。

活動内容

MIFOは、主に和泉キャンパスで国際交流や国際支援などのボランティア活動を行っています。

例えば、教育ボランティアとして外国籍の方々を対象に勉強のお手伝いをしたり、季節の料理や各国の料理をみんなで一緒に作ったり、着なくなった服などをリサイクル活動で集めたりしていますが、これ以外にもたくさんの活動をしています。

これらのサークル活動を通して、学生でもできるボランティア活動を多くの明大生に知ってもらいたいです。

アピールポイント

MIFOには、多くの留学生が所属しています。そのため、サークル内で国際交流が気軽にできるところが魅力です。

また、他のボランティアサークルとは違い、「海外派遣」の活動があります!過去には、毎年夏休みや春休みを利用してカンボジアやミャンマーに訪問し、現地の方々の生活支援などを行ってきました。

「Meal For Refugees」「全商品リサイクル」の企画の概要について教えてください

Meal for Refugees

「Meal for Refugees(以下M4R)」は、日本に住む難民の方々の故郷の味を再現したメニューを学生食堂で販売し、1食20円分を難民支援の寄付金として難民支援協会(JAR)に寄付する活動です。

このたび、2022年12月5日(月)~9日(金)に和泉キャンパスの和泉の杜(学生食堂)で、豚肉のガラムマサラ炒め(ネパール料理)と鶏肉と野菜のスパイシー炒め(スリランカ料理)を1食500円(その内20円が寄付金)で販売しました!結果として、計5日間で合計331食を販売することができ、寄付額は6620円になりました。

スリランカ料理の鶏肉と野菜のスパイシー炒め

全商品リサイクル

「全商品リサイクル」は、学生や教職員、近隣住民の方の不要になった服を回収する活動です。そのうち、ユニクロとGUの服はファーストリテイリングを通じて再利用したり、難民に寄付したりします。その他のメーカーの服はフリーマーケットで販売し、売上金を難民支援団体に寄付します。例年6月と12月に5日間程度、和泉キャンパスの第一校舎前で行っています。

難民問題や環境問題について考え、問題解決に少しでも貢献することを目的としています。今回は12月19日(月)~12月23日(金)の5日間で、ユニクロ・GUの服は51着、合計で142着集まりました。

「Meal For Refugees」「全商品リサイクル」への思いを教えてください。

Meal for Refugees

M4Rは難民問題について知ったり、理解を深めたりすることができる貴重な活動です。特に、私たちに一番身近な「食」を通じて、「どんな地域に住んでいる人が食べているのか」「その人たちがどのような生活をしているのか」を知ることで、さまざまな物事に対する見方が変化しました。このM4Rの活動が、明大生の皆さんの視野を広げる機会となることを願っています。

全商品リサイクル

日本では多くの衣類が廃棄されており、衣服・原材料のロスが発生しています。不要な服を回収し再利用することで、ロスの増加に少しでも歯止めをかけたいです。

また、全商品リサイクルの活動を通して、学生が主体となって難民への実質的な支援を行うことで、難民問題・国際問題への意識が高まる活動になりました。

全商品リサイクルの活動中の一枚

活動を通して印象に残っていること、学んだことを教えてください。

Meal for Refugees

販売期間中に初めてメニューが完売になった日が、とても印象に残っています。販売開始当初は天候も悪く、興味を持ってくれる学生も少なかったので難しさを感じていましたが、週の中盤からM4Rのメニューを食べに食堂に来てくれる方も多くなり、結果的に最後の3日間は完売になりました。広報活動や販売までの準備を頑張って本当良かったと心から思いました。

Meal for Regugeesの販売初日

全商品リサイクル

初日、2日目は服を持ってきてくれた方が2、3人ほどしかいなかったため、最終的に服が140着以上集まるなんて考えもしませんでした。しかし、学生や教職員の方に積極的に呼びかけを行ったため、「明日持ってくるね」とか「いつまでやってるの?」などと興味を持ってくださる方が多くいました。大きなポリ袋に服をどっさり入れて持ってきてくれた方もいて、とても驚きました。

また、不要になった服が難民支援に役立つということを知って持ってきてくれた方もいたため、全商品リサイクルの活動が難民問題を考えるきっかけになることを願っています。

活動して良かったと思うことは何ですか?

Meal for Refugees

今回の活動を行うために、難民について学ぶことができたことです。残念ながら、活動メンバーで勉強会などを開催することはできなかったのですが、チラシやポスターの作成や広報活動をする際に、メンバー同士で日本における現在の難民認定数などを調べて、勉強することができました。ただ単にメニューを販売するだけでなく、私たち学生も難民について知識を深めることができたので良かったです。

Meal for Regugeesの販売最終日

全商品リサイクル

全商品リサイクル活動をしていく中で、活動メンバーで衣料の問題について調べる機会がありました。満足に衣服を手に入れることができない人がいる一方で、衣服の供給数量の半分ほどが売れ残っているという現状があり、寄付という名目で、まともに着ることができないような服がアフリカの貧困地域に送られているという事実を知りました。一方的に服を寄付するのではなく、寄付を受ける側がどういった寄付を求めているかを理解することが大切だと気付くことができました。

活動をしていて大変だったことは何ですか?

Meal for Refugees

コロナ禍になってから初めての活動だったので、協力していただく先の担当の方が変わっていたり、実際にこの活動に参加していた先輩方が見つからなかったりして、最初は本当に手探りの状態でした。しかし、ボランティアセンターや明大サポートの方々、そして同じ活動をするメンバーからのたくさんの協力があって、最終的にはスピーディーに進めることができました。感謝してもしきれないです。

全商品リサイクル

1日1時間半の活動の中で「待ち」の時間がかなりありました。服を持ってきてくださる人の数は1日数人程度、呼びかけをしてもその場で服を持っている人はいないため、寒い中でずっと看板やビラを持って待っていることが大変でした。ただ、看板や回収の様子を見て次の日に服を持ってきてくださった方が何人かいたので、開催して良かったです。

今後チャレンジしたいことなどがありましたら教えてください。

海外部隊の活動の再開です!来年度以降は現地に行けるように、今準備しています!

明大生へのメッセージ

MIFOは他のボランティアサークルと違い、海外に関心を持っている人がとても多く、長期休みなどを利用して海外留学や旅行に行く人もたくさんいます!1年を通していつでもサークルのメンバーを募集しているので、少しでも興味をもったら、ぜひお声掛けください!

今後の活動予定

4月 春の新入生歓迎会(対面およびオンラインで開催予定)
ボランティアサークルMIFOを紹介してくれた方佐藤麻奈さん(文学部2年)

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