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インターンシップ体験記
2018.10.02

【インターンシップ体験記】株式会社ベネッセコーポレーション「企業のマーケティングの重要な要素を学べた」

明大生が、インターンシップ体験を紹介する「インターンシップ体験記」。今回は、政治経済学部の安田さんが、株式会社ベネッセコーポレーションのインターンシップに参加した体験を紹介してくれます!
インターンシップの体験を紹介してくれた方安田歩稀さん(政治経済学部4年)

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インターンシップ先:株式会社ベネッセコーポレーション

インターンシップに応募したきっかけを教えてください。

動機は二つあります。一つ目は、子どもが好きという単純な理由で、もともと幼児教育に関心があったからです。二つ目は、塾講師の経験です。この経験から、生徒の挑戦を支えることに喜びを感じ、顧客の学びと成長を支援している教育業界に興味を持ちました。そのため、「教育」において高いシェアを実現している企業のマーケティング方戦略を知ると同時に、そこで働く社員の方々の「教育」に対する問題意識を知りたいと思い、応募しました。普段から「教育」が身近なところにあったこと、インターンシップに参加することで、生の目的意識を知ることができること、さらには社員の方々と接することで、自分を成長させたいと考えました。

インターンシップではどのような経験をしましたか?

事前課題(インターンシップ前に自宅に届いた資料を読み込み、そこから株式会社ベネッセコーポレーション〈以下:ベネッセ〉の歴史的展開を踏まえた上で、教育市場における成長の要因は何かを考えること)が出され、自分の考えをWordやPowerPointにまとめ、提出しました。当日は、事前課題の資料をもとに、5〜7人ほどでグループワークをしました。チームでまとめた考えを発表し、プロのマーケティング講師がフィードバックをしてくれました。グループワークのテーマは三つあり、一つ目は、事前課題と同じ内容のもの、二つ目は、ベネッセがどのように参入障壁を築いてきたか、三つ目は、今後の事業拡大についてでした。ベネッセだけでなく、企業のマーケティングを考える上で、重要な要素を学ぶことができました。

その経験を通して得たものを教えてください。

大きく分けて二つあります。一つ目は、グループ内での議論の仕方です。議論の初めに、時間配分や役割分担をできていることが、最も重要であることに気付きました。もう一つは、業界・企業についての知識です。社会の動きや、他社と比べた品力やブランド力、価格力、販売力を意識してターゲットを選定するなど、「市場、顧客、自社、競合」のあらゆる観点から経営戦略が考えられていることを知りました。また、自分なりに教育業界について学習していましたが、インターンシップで出会った就活生からの刺激を受け、参加後はさらなる知識を身に付けるために、読書やOB訪問を積極的に行うなど、就職活動に対する心構えも変化していきました。

インターンシップ参加を検討している明大生へのアドバイス

事前に、「その業界の課題や、何が今注目されているのか」を知っておく必要があると思います。基本的にはグループワークが中心になってくるため、自らの議論の展開の仕方が評価されると考えて取り組むべきです。そのためには、やはり事前の準備(業界・企業研究、仕事理解など)をしておいた方が、議論中に困ることもなく、知識の吸収がしやすいと考えます。また、その場で出会った社員の方々や、就活生とのつながりを作ることをお勧めします。私は、直接企業の方々と出会える貴重な場を有効活用(インターネットでは分からなかった企業の特徴などを聞き、面接で活用)することや、友人を作り、インターンシップ後の不安や、他社の情報収集をするようにしていました。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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